絶景道の駅50選(50):たるみず(鹿児島県) | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

絶景道の駅全国50選の最後にご紹介するのは

道の駅たるみず で、鹿児島県にあります。

 

 

 

■所在地&MAP
   鹿児島県垂水市
 
 
 
■絶景区分
☆A:道の駅自体が絶景の中にある
  B:道の駅から歩いて絶景に出会える
  C:道の駅の近郊で絶景に出会える
 
■絶景キーワード
 錦江湾、桜島、噴煙、大隅半島
 
■この道の駅の魅力について
 
鹿児島県の大隅半島の付け根、錦江湾を隔てて “桜島” と対峙する位置に道の駅はあります。
 
ここには長さが60mにも及ぶ無料の足湯があり、それに浸かりながら錦江湾と桜島の雄姿を眺めるのが私は好きで、何度も足を運んでいます。
 
 
 
 
ここは桜島の山塊のほぼ東側に位置していますが、その荒々しい山肌と、噴煙をあげる火口が間近に迫り、威圧感があります。
その手前には、海に浮かぶたくさんの生け簀が見えます。
 
錦江湾ではブリやカンパチの養殖が盛んで、全国生産の2割を占めており、特にカンパチは全国生産の6割のシェアを誇っています。
ブリは桜島の北側(湾奥側)、カンパチは南側(湾口側)と分かれていますから、ここから見える錦江湾では、ブリの養殖、ということです。
 
 
 
 
錦江湾でこのように養殖が盛んなのは、年間を通して暖かく、酸素を多く含んだきれいな海水が流れていることと、その水深の深さにあるそうです。
沿岸近くの養殖場であっても、生け簀は深い水深帯に設置されていて漁場としての環境が保たれているからです。
 
更にこの地域の漁業者には若い人が多く、将来海を汚さない為の餌の工夫などにも取組んでいます。
 
 
 
 
道の駅はご覧のような美しい環境の中、特産品売り場やレストラン、そして “湯ったり館” とよぶ温泉施設では、桜島や錦江湾の景観を眺めながら露天風呂を楽しむこともできます。
 
建物の南側に “多目的交流広場” という広い公園があり、ここからの桜島の雄姿も格別です。
 
 
これは、その広場にある “幸運の釣鐘” です。
 
この釣鐘の鳴らし方にはルールがあり、
 ・健康を願う方は 1回
 ・恋愛成就・夫婦円満を願う方は 2回
 ・家庭円満を願う方は 3回
 ・商売繁盛を願う方は 4回
 ・子宝を願う方は 5回
なのだそうです。(^^♪
 
 
 
 
この道の駅から20分ほど海沿いを南へ下った場所に、昨年(2018年)11月、“たるみずはまびら” という新しい道の駅が誕生しました。
 
 
どちらも同じ垂水市内ですが、“道の駅たるみず” は桜島の東側、“道の駅たるみずはまびら” は桜島の南側という位置関係になります。
 
たるみずはまびらから見た桜島が次の写真です。
 
 
これは道の駅の屋上からの眺めです。
目の前には広い砂浜が広がっています。
 
桜島にもう少し近づいた、南側からの写真もご覧頂きましょう。
 
 
厚い火山灰を纏ったかのような、独特の風格があります。
先ほど触れたように、この桜島の南側の海域は “カンパチ” の養殖場になります。
 
垂水市内の2つの道の駅は、いずれも桜島と錦江湾という絶景に恵まれており、このシリーズの締めくくりに相応しいと思います。
 
 
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