今回から中国地方ですが、その最初に紹介したいのは
道の駅北浦街道 豊北(ほうほく) です。
■所在地&MAP
山口県下関市豊北町
山口県下関市豊北町
■絶景区分
A:道の駅自体が絶景の中にある
B:道の駅から歩いて絶景に出会える
☆C:道の駅の近郊で絶景に出会える
■絶景キーワード
角島大橋、展望デッキ
■この道の駅の魅力について
A:道の駅自体が絶景の中にある
B:道の駅から歩いて絶景に出会える
☆C:道の駅の近郊で絶景に出会える
■絶景キーワード
角島大橋、展望デッキ
■この道の駅の魅力について
地図でお分かりのように、ここは本州で最も西の端にある道の駅です。
ここの魅力は道の駅からの景色にもありますが、最大の絶景はここから少しだけ走った場所にある離島を繋ぐ長大橋 “角島大橋(つのしまおおはし)” の雄姿です。
まずは道の駅からの景色を先に紹介します。
これが道の駅の建物ですが、ここには二つの展望スポットがあります。
その一つは、道の駅のすぐ横にある、小高い丘になった展望台です。
この小高い展望台は実は “和久古墳” という市指定文化財遺跡に登録された古墳です。
6世紀頃のもので、横穴式石室が現在は露出した形で残されています。
この展望台からの眺めは次の写真です。
海を隔てて白くて長い橋が見えますが、これが “角島大橋” です。
もう一つの展望スポットは、道の駅の建物の裏手にあります。
これが道の駅の建物の裏にある展望デッキで、ここからの眺めも素晴らしいものです。
ここからの景色の中にも、やはり “角島大橋” があります。
左手に見える島が “角島” であり、右端が本州、そして真ん中にある小さな島は、“鳩島” といいます。
この道の駅から角島大橋までは、距離にして6kmほどで、車で6~7分あれば行けます。
早速、そちらの方をご紹介しましょう。
角島大橋の正面に少し小高い場所があり、そこに上って見下ろした写真です。
日本海側のこの海域を “響灘(ひびきなだ)” と言いますが、豊北町の沖合約1.5kmに浮かぶのが、周囲1.7kmほどの “角島(つのしま)” です。
豊北町と角島を繋ぐ角島大橋は長さが 「1780m」 あり、2000年11月の完成当時は、通行料のいらない離島架橋としては、沖縄県の “古宇利大橋(こうりおおはし)” 「1960m」 に次いで全国2位でした。
でも、2015年に沖縄県宮古嶌に “伊良部大橋” 「3540m」 が誕生し、引き離されてしまいました。
これが角島の地図ですが、真ん中がくびれた鼓のような形をしています。
道の駅からの写真にもあったように、途中に “鳩島” があり、それを迂回することと、船舶を通すために一部分が高くなっていることから、カーブを描いた実に美しい姿をしています。
このユニークな形によって、角島大橋は見る方角で様々に異なった表情を見せてくれます。
まずは、橋の手前右手にある、“海士ケ瀬公園(あまがせこうえん)” からの姿です。
すぐ上の写真がその公園です。
大きく弧を描いた姿が美しいですね。
橋の左手にも、展望台があります。
これが左手から眺めた角島大橋です。
この付近、橋も綺麗ですが、海もとっても美しい姿を見せてくれます。
角島大橋はその姿の美しさから、テレビドラマやコマーシャルの舞台としても度々登場してきました。
では、私たちも橋を渡ってみましょう。
橋の中央付近には、2~3台が停められるスペースもあります。
橋を渡り切ってすぐのところに、“瀬崎陽(あかり)公園” というのがあります。
そこから振り返ると、角島大橋はまた違う形を見せてくれます。
角島は約千人ほどが暮らす小さな島ですが、美しいビーチなど観光資源にも恵まれています。
島の中央のくびれた場所に “しおかぜの里 角島” という施設がありますが、そこから海岸に下りてゆくと広がるのが、人気の高い “コバルトブルービーチ” です。
夏場など、各地から集まる海水浴客で特に賑わいます。
道の駅北浦街道 豊北 で買い物などを楽しんだ後は、是非角島大橋に足を運んで頂きたいと思います。