絶景道の駅50選(30):くしもと橋杭岩(和歌山県) | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

今回より近畿エリアに入って

道の駅くしもと橋杭岩 を紹介します。

 

 

 
■所在地&MAP
 和歌山県東牟婁郡串本町
 
 
■絶景区分
☆A:道の駅自体が絶景の中にある
  B:道の駅から歩いて絶景に出会える
  C:道の駅の近郊で絶景に出会える
 
■絶景キーワード
 橋杭岩、奇岩・怪石、国の名勝・天然記念物、本州最南端、吉野熊野国立公園
 
■この道の駅の魅力について

 

ここ “和歌山県串本町” は、本州最南端の町です。

黒潮の影響で年間の平均気温が17℃と暖かく、全国有数の漁業の町でもあります。

 

“潮岬” が有名ですが、もう一つのスポットとして、この “橋杭岩(はしぐいいわ)” があります。

 

 

 

これが道の駅の建物ですが、目指す “橋杭岩” は、その目の前です。

 

 

『和歌山県朝日夕陽百選』 というモニュメントが建っています。

それだけでなく、『国の名勝・天然記念物』 でもあるのです。

 

道の駅自体の紹介は省きますが、まずはその橋杭岩をご覧頂きたいと思います。

 

 

 

ご覧のように、海側に向かって約850mの距離に大小40余りの岩柱がほぼ一直線に並んでいます。

ちょうど橋桁を並べたように見えるので、この名前がついています。

 

そのむかし、弘法大師と天の邪鬼が賭けをして、一夜で作り上げたという伝説が残っています。

 

でも実際には、地中から上昇したマグマが泥岩層に混ざりこみ、その柔らかい部分が波によって浸食され、岩の固い部分だけが残ってできたものです。

 

 

ここは、ご覧のようにそばまで歩いて行けますから、なかなかの迫力です。

周辺に散在している岩は、橋杭岩の壊れた破片なのだそうです。

 

 

 

 

 

 

この時間、夕方でしたので夕陽があたってなかなか綺麗です。

 

さて、この日はこの串本町の高台にある “串本ロイヤルホテル” に宿泊しました。

到着した時には夜なので気が付かなかったのですが、翌朝目覚めると、窓から直接この橋杭岩を見下ろすことができました。

 

 

 

これはまだ夜明け前で、空が次第に赤みを帯びてきました。

シルエットになった橋杭岩は、昨日とはまた別の美しさがあります。

 

 

 

 

そして正面に見える島から、太陽が顔を出しました。

すると、橋杭岩に朝日が当たり、また別の表情を見せてくれます。

 

 

 

 

 

 

前日の夕陽と、今朝の朝日の両方を楽しむことができ、とてもラッキーだったと思います。

 

 

どくしゃになってね…