前回が五箇山の合掌造り集落を紹介したので、次はやはり
道の駅白川郷 の写真もご覧頂くことにしましょう。
■所在地&MAP
岐阜県大野郡白川村
■絶景区分
A:道の駅自体が絶景の中にある
B:道の駅から歩いて絶景に出会える
☆C:道の駅の近郊で絶景に出会える
■絶景キーワード
世界文化遺産、萩町集落、合掌造り、山里風景
■この道の駅の魅力について
前回の記事でも触れたように、ユネスコの世界文化遺産に登録された 「白川郷・五箇山の合掌造り集落」 というのは、五箇山の 「相倉集落」「菅沼集落」、それに白川郷の 「萩町集落」で構成されます。
前回紹介した菅沼集落からここ白川郷までは、約20kmほどの距離です。
五箇山が富山県だったのに対し、白川郷は岐阜県です。
そして勿論、ここにも道の駅があります。
この道の駅は、ご覧のように合掌造りをモチーフにした建物です。
この裏手に本物の合掌造り家屋を移設した “合掌ミュージアム” があり、建築の過程を分かり易く展示、解説されています。
そして、“萩町集落” いわゆる “白川郷合掌造り集落” は道の駅から2~3kmのところにあります。
ここには路線バスのバス停があるし、観光バスも頻繁に来るので駐車場も広いです。
集落の中を “庄川” が流れており、駐車場に停めた後、橋を渡って対岸がメインの街並みです。
白川郷の集落には、全部で113戸の合掌造りの建物があります。
その中には、民宿などの宿泊施設や食事処、それに土産物屋などが何軒もあり、やや観光地化しているように思えました。
五箇山に較べると、こちらの方が観光客の数もずっと多いような気がします。
どちらが良いと一概には言えませんが、個人的にはより素朴で古い佇まいのままであった、五箇山の集落の方が風情があるように思えました。
五箇山もそうでしたが、周囲の山々に実にマッチしたまさに日本の原風景だと思います。
そしてこんな建物もありました。
お寺の建物だと思いますが、実にユニークな形をしています。
これが村で一番大きな合掌造りである “明善寺庫裡” で、高さが15m、建物面積100坪あります。
築270年以上なのだそうです。
よく、白川郷の観光案内などに、高い位置から集落全体を写した写真が掲載されています。
これは中世の山城である “萩町城跡展望台” あるいは “天守閣展望台” から写したもので、シャトルバスが運行しているのだそうです。
当時は知らなかったので、上からの写真を撮れなかったのが心残りです。