本日は前回と同様、道の駅自体が絶景といえる
道の駅うつのみやろまんちっく村 をご紹介します。
■所在地&MAP
栃木県宇都宮市
■絶景区分
☆A:道の駅自体が絶景の中にある
B:道の駅から歩いて絶景に出会える
C:道の駅の近郊で絶景に出会える
■絶景キーワード
滞在体験型、東京ドーム10個分の広さ、森のエリア、里山風景
■この道の駅の魅力について
ここはとにかく広いのが最大の特徴のひとつで、全敷地が46haあります。
東京ドームの面積が4.7haですから、よく “東京ドーム10個分の広さ” といわれます。
この道の駅は “滞在体験型” の道の駅です。
ちょっと立ち寄っただけでは、道の駅全部の魅力を満喫するのは難しいだろうと思います。
ですから、ここには立派な宿泊施設や温泉施設が併設されています。
ご覧の建物が、「ヴィラ・デ・アグリ」 という温泉宿泊棟で、南欧風の赤い屋根が特徴です。
ここには10室の客室と団体専用室があり、天然温泉・露天風呂の 「湯処あぐり」 、それに25m室内変形プールを備えた、プール温浴ゾーン 「アグリスパ」 があります。
こちらのガラス張りの建物は、多目的体験ドーム 「ローズハット」 です。
ここには熱帯温室や屋内遊具施設、ホールなどを備え、いろんなイベントが開催されます。
全体で46haという広大な敷地のこの道の駅は、
・集落のエリア
・森のエリア
・里のエリア
という、3つにエリアが分けられています。
今回のテーマは “絶景道の駅” ですが、ここを選んだ理由は、道の駅の中がまさに絶景だからです。
まずは “集落のエリア” です。
ここには先ほどの宿泊、温泉施設があるほか、買い物、食事、多目的体験など最も賑わう場所です。
食事するお店はいくつもありますが、例えば地ビールを醸造する工場を併設した “麦の楽園” といったレストランもあります。
次は “森のエリア” で、森全体の広さは “10ha” です。
この地図の下部にある “みのりの森” だけで周囲は1kmあって、散策には20分ほどかかります。
春には “カタクリ” の花が咲き、5月には “タケノコ掘り” が体験できます。
森の中に “つるの家” というのがありますが、ここには宇都宮市と姉妹都市である中国のチチハル市から贈られた “丹頂鶴” が飼育されています。
この2枚の写真はまだ集落のエリアなのですが、噴水の向こう側の入口から森のエリアに入ります。
入口を入っただけで、雰囲気はがらりと変わります。
散策路はいくつもありますが、交差点ごとに案内板があるので迷うことはありません。
宇都宮市という都会とは思えないくらい、癒される里山風景でした。
最後の “里のエリア” には、体験農場や広大な芝生公園、広大なドッグランがあります。
自社生産の農場やイチゴハウスもあり、ここで収穫された農産物は園内のレストランなどで提供されています。
ここもまた、関東地方で成功した道の駅のひとつだと思います。