絶景道の駅50選⑱:裏磐梯(福島県) | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1160カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1132カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

前回が表磐梯の道の駅だったので、今回は

道の駅裏磐梯 の紹介です。

 

 

 

■所在地&MAP
 福島県耶麻郡北塩原村
 
 
■絶景区分
A:道の駅自体が絶景の中にある
  B:道の駅から歩いて絶景に出会える
☆C:道の駅の近郊で絶景に出会える
 
■絶景キーワード
 裏磐梯、桧原湖、五色沼、探勝路、磐梯朝日国立公園、磐梯山
 
■この道の駅の魅力について
 
前回お話ししたように、磐梯山を挟んで南側が表磐梯、北側が裏磐梯といいます。
この付近を “裏磐梯高原” といい、“磐梯朝日国立公園” に属します。
 
 
明治21年7月15日に発生した磐梯山の水蒸気爆発によって山体崩壊が起き、その岩屑なだれが多くの川を堰き止め、約300もの湖沼が誕生しました。
 
その中で最も大きい湖が “桧原湖” であり、道の駅はそれを見下ろす位置に建っています。
 
 
道の駅裏磐梯自体が山や湖に囲まれた大自然の中にあり、絶好のロケーションの中にあります。
 
裏磐梯は福島県屈指の高原リゾートで、年間300万人以上の観光客が訪れます。
周辺にはホテル・旅館・ペンション・民宿などの宿泊施設があり、登山、キャンプ、自然散策、釣りや野鳥の探索などあらゆるアウトドアレジャーを楽しめます。
 
今回は道の駅からちょっとだけ足を伸ばして、桧原湖と五色沼の絶景をご覧いただきましょう。
まずは、道の駅のすぐ近くにある“桧原湖” です。
 
 
 
 
 
裏磐梯最大の桧原湖(ひばらこ)は、南北約18km、東西約1kmの細長い形をしており、湖の周囲が31.5km、水深が31mあります。
 
遊覧船が就航し、湖畔でのキャンプやボート遊び、冬は氷結した湖面でのワカサギ釣り、夏にはバスフィッシングなど四季を通じて楽しめます。
 
今はこれほど平和で美しい湖ですが、明治21年の山体崩壊では500名以上が犠牲となり、この湖には、当時の桧原村がそのまま水没しています。
 
 
さて次は、ここも裏磐梯を代表する絶景スポットである “五色沼” をご覧いただきましょう。
 
 
磐梯山の山体崩壊によって約300の湖沼が誕生しましたが、その中の9つほどの沼を結ぶ “五色沼自然探勝路” が整備されています。
 
ご覧の地図にあるように、東側(右手)の五色沼入り口から西側の裏磐梯高原駅まで全長3.6kmあり、約70分ほどかかります。
私は五色沼入り口に車を停めた関係で、半分ほどを歩いて引き返しました。
 
 
ここがスタート地点である “五色沼展望台” です。
ここにはコースの中で一番大きい、“毘沙門沼” があります。
 
 
 
 
ここには鯉が泳いでおり、ボートも浮かんでいます。
ここから探勝路がスタートしますが、しばらくは毘沙門沼の淵に沿って歩きます。
 
 
 
 
深い樹々の間から、美しい風景が次々に現れます。
スタート地点は岩だらけで少し歩きにくかったものの、それを過ぎると高低差も少なく快適です。
 
そして “赤沼” に到着しました。
 
 
あんまり赤くはない!(笑)
 
強酸性の水質の為植物の根元に鉄分が付着し、沼の淵が赤く見えるのだそうですが、水の色は季節によって青緑色や抹茶色などに変わるのだそうです。
 
更に歩いて “深泥沼(みどろぬま)” に到着!
 
 
 
深泥沼は沼の西側と東側で水質が異なる為、場所によって水の色や透明度が違います。
手前が濁っていて奥に行くほど徐々に水が澄んでくるのでこのようなグラデーションになります。
 
浅いところに生えている植物の色も違うので、このような景色が創られるのです。
この写真、結構私の自信作で、大きく拡大印刷をして壁に飾っています。(^~^)
 
この付近がほぼ半分の位置なので引き返したのですが、いつか全行程歩いてみたいと思っています。
 
 
どくしゃになってね…