皆さま、明けましておめでとうございます。
今年も道の駅の旅にお付き合いいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
絶景道の駅の15番目は秋田県の
道の駅てんのう のご紹介です。
秋田県潟上市天王江川
☆A:道の駅自体が絶景の中にある
B:道の駅から歩いて絶景に出会える
C:道の駅の近郊で絶景に出会える
■絶景キーワード
天王グリーンランド、天王スカイタワー、展望台、鞍掛沼、神話の里、八郎潟
■この道の駅の魅力について
ここは男鹿半島の付け根に位置し、施設全体を “天王グリーンランド” といいます。
道の駅に隣接して天然温泉や、陸上競技場、グランドゴルフ場、ゴーカート、そして敷地の半分ほどを占める “鞍掛沼” の周囲には神話の里も再現されている大型レジャー施設です。
手前の建物は “天王ふれあい交流センター” といいますが、その奥に高いタワーが見えます。
これが高さ59.8mの “天王スカイタワー” で、道の駅のメインです。
タワーの周辺には、美しい洋風の庭園が整備されています。
この付近、“鞍掛沼公園” というらしいですが、花壇には手入れの行き届いた花々が咲いています。
ここでは公園内に咲いたお花や景色の写真展なども開催されます。
天王スカイタワーは、斜めから見るとわかるように “三角柱” の形をしています。
1階に道路情報案内、観光案内、みやげ店、食事処などがあり、これが道の駅です。
タワーの写真の上部に窓が見えると思いますが、上の窓が最上階である4階の “展望台” で、その下が3階にあたる、“展示室” になっています。
ここに上がるのは、私が行った頃は400円の有料だったので高いと思ったのですが、現在は入場無料に変わっているようです。
その展望台からの絶景が次の写真です。
展望台からは360度の景観が眺望でき、これは日本海の海原と右手が男鹿半島です。
広大な田園風景も印象的です。
これらの写真はタワーの真下で、陸上競技場やゴーカート場も見えますね。
これらも全部 “天王グリーンランド” の施設ですが、逆方向を見下ろすと “鞍掛沼” があります。
庭園のような雰囲気の鞍掛沼ですが、その岸辺をよく見るとこんな建物が建っています。
これは “歴史の広場 神話の里 「スサノオの村」” といい、古代集落を復元したものです。
展望台からの360度、変化にとんだ風景を楽しめます。
そして1階下の “展示室” には、こんなものが展示されています。
かつて琵琶湖に次ぐ日本で2番目に広い湖だった “八郎潟” は1957年からの 「国営八郎潟干拓事業」 により20年の歳月をかけて埋め立てられ、農地に変わりました。
その埋め立て前の姿や漁具などがここに展示されています。
その八郎潟も、このタワーから見える位置にあります。
この男鹿半島周辺には他にも魅力的な道の駅がいくつもありますが、タワーからの眺望の美しさから、ここを絶景道の駅に選びました。