絶景道の駅50選⑭:厳美渓(岩手県) | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

次は有名観光スポットに歩いて行ける

道の駅厳美渓 を紹介します。

 

 

 

■所在地&MAP
 岩手県一関市厳美町
 
 
■絶景区分
  A:道の駅自体が絶景の中にある
☆B:道の駅から歩いて絶景に出会える
  C:道の駅の近郊で絶景に出会える
 
■絶景キーワード
 名勝・天然記念物、渓谷美、磐井川、急流、浸食、奇岩、瀑布、遊歩道、空飛ぶだんご
 
■この道の駅の魅力について
 
“厳美渓” と言えば、東北では有名な観光スポットのひとつです。
その厳美渓に、歩いて行ける道の駅がこの場所です。
 
 
道の駅のある一関市は岩手県の最も南部にある地方都市です。
その市街地から車でわずか10分ほど走った郊外に、この道の駅はあります。
 
ここは “餅” が特産のひとつで、一関には300種類を超えるもち食のメニューがあり、道の駅のレストランでもそのなかの選りすぐりを提供しています。
 
この道の駅に車を停めて、5分ほど歩いたところに景勝地 “厳美渓” があるのです。
 
 
 
 
 
 
厳美渓は、「国の名勝及び天然記念物」 に指定されています。
 
この川は北上川支流の1級河川で “磐井川(いわいがわ)” といい、栗駒山が源流です。
そのむかし、栗駒山の噴火で堆積した岩盤を磐井川の急流が浸食し、このような奇岩、瀑布、深淵などの景観が誕生しました。
 
約2kmにわたるこの厳美渓には3つの橋が架かっており、その橋を使って遊歩道が整備されています。
30分の周遊コース、70分の周遊コースなどのモデルコースがあります。
 
 
この厳美渓にはもうひとつ有名なものがあります。
それが “空飛ぶ団子” です。
 
 
 
渓谷の岩盤の上に東屋が建てられていますが、そこから対岸の建物に向かってワイヤーが架かっているのがおわかりでしょうか?
そのワイヤーに籠がぶら下がっていますね!
 
ワイヤーの先の建物は “かっこう屋” というお団子屋さんで、籠にお金を入れて合図の板を叩くと、お店がワイヤーを引っ張り、団子とお茶が戻ってくるのです。
 
明治11年に創業した初代の 「千葉酉吉」 が考案した販売方法で、厳美渓を代表する名物として観光客にすっかり定着しています。
 
 
道の駅から少しだけ歩くだけで、このような絶景を堪能できるのは嬉しいことだと思います。
 
 
どくしゃになってね…