絶景道の駅50選④:わっかない | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1160カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1132カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

次にご紹介するのは、日本最北端の道の駅である

道の駅わっかない です。

 

 

 

■所在地&MAP
北海道稚内市開運
 

■絶景区分
  A:道の駅自体が絶景の中にある
☆B:道の駅から歩いて絶景に出会える
☆C:道の駅の近郊で絶景に出会える
 
■絶景キーワード
 稚内港北防波堤ドーム、サロベツ原野、利尻富士
 
■この道の駅の魅力について
 
この道の駅を 「絶景道の駅」 に選んだ理由は、ここへ行く途中に通る “サロベツ原野” が、他の地域では見られない、いかにも北海道らしい醍醐味を味わえるからです。
 
その前にまずは道の駅とその周辺をご覧いただきましょう。
 
 
ここは全国でも珍しく、“JR稚内駅” と一体化した道の駅です。
鉄道駅に隣接、という道の駅は他にも多いですが、一体化しているのはここだけだと思います。
 
ここが道の駅として日本の最北端と言いましたが、JR駅としても最北端です。
 
 
ご覧のように “最北端の線路” という表示があります。
ちなみに最南端は、ここにも書いてあるように鹿児島県の “西大山駅” です。
 
この駅は稚内港にも隣接しているので、広い公園などもあり、歩いて珍しいものを見て回れます。
その一つが、“稚内港北防波堤ドーム” で、道の駅から歩いて数分の距離です。
 
 
 
これは1936年に波よけとして作られた防波堤ですが、世界でも類を見ない建造物で 北海道遺産” に登録されています
高さが13.6m、全長427mで、70本の円柱で支えられた半アーチ形ドームです。
 
この付近には他にもノシャップ岬や稚内公園、氷雪の門などの観光スポットも多いのですが、私が一番紹介したいのはやはり、稚内に至るルートにある、“サロベツ原野” です。
 
 
“サロベツ原野” というのはこの地図で表したように、稚内から天塩町を結ぶ “道道106号” のルートのことで、距離は60km以上あります。
 
このルート、見渡す限りの原野の中を、ほぼ一直線にひた走ります。
そこには信号や標識もほとんどなく、人家などの建物もめったにありません。
 
走る車自体が少なく、たまに対向車があっても、果てしない直線道路ですから最初に見えてから実際に離合するまで随分時間がかかるのです。
 
そして私の時は、道路をゆっくり横断する鹿にも遭遇しました。
 
 
先ほどの地図でお分かりのように、このサロベツ原野からは海を隔てて “利尻島” があります。
利尻島には日本百名山の一つであり “利尻富士” と呼ばれる標高1721mの利尻岳があります。
 
 
私はこのサロベツ原野を過去2回走りましたが、1回目は夕方だったのでご覧のようにシルエットがうっすらと見える程度でした。
 
2回目は朝方だったので期待したのですが、小雨交じりのお天気で影も形もありませんでした。
もし晴れた日であれば、このような景色になります。
 
(利尻礼文サロベツ国立公園パンフレットより画像借用)
 
利尻富士は見えませんでしたが、手前の原野は正にこのような景色で、走っている道の両側に “エゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)” を始めとする様々な花が咲き乱れます。
 
このルート上で、大きな駐車場は私の知る範囲で3カ所しかありません。
その一つ、稚内に近い “浜勇知園地” に立ち寄りました。
 
ここには、“こうほねの家” という休憩所があります。
 
 
ここで私が出会って感動したのが、沼の中に咲くこちらの花です。
 
 
 
 
この花の正式な名称は “ネムロコウホネ” というスイレン科の花で、タンポポより小さな、黄色い花を咲かせます。
コウホネは “河骨” と書き、この場所の “こうほねの家” の名前の由来でもあります。
 
サロベツ原野は元々湿地帯ですから、この浜勇知園地には沼を一周するように木道が作られていて、様々な野花が可憐に花を咲かせています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ここは正に、“原野” という名前に相応しい、はるか昔からの大自然が北海道ならではのスケールで現代に残っている、貴重なロケーションだと思います。
 
 
どくしゃになってね…