前回の記事で予告しましたように、今日から新しいシリーズをスタートします。
絶景シリーズ第一号として紹介するのは、北海道の
道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠 か一番ふさわしいと思います。
■所在地&MAP
北海道網走郡美幌町
■絶景区分
☆A:道の駅自体が絶景の中にある
B:道の駅から歩いて絶景に出会える
C:道の駅の近郊で絶景に出会える
☆A:道の駅自体が絶景の中にある
B:道の駅から歩いて絶景に出会える
C:道の駅の近郊で絶景に出会える
■絶景キーワード
屈斜路湖、海抜525mからの眺望、360度の草原、湖、峠
屈斜路湖、海抜525mからの眺望、360度の草原、湖、峠
■この道の駅の魅力について
全国の道の駅を回っている、と誰かに話すと、 「どこが一番良かったですか?」 と必ず聞かれます。
でも、1100か所を超える道の駅があるのですから、簡単にどこが一番などとは答えられないのです。
しかし 「絶景の道の駅は?」 という質問なら、最初に頭に浮かぶのはここ “美幌峠” です。
ここは海抜525mの美幌峠の頂上にあります。
ですから、周りは360度の草原に囲まれています。
道の駅の建物は、現代版の “峠の茶屋” という雰囲気です。
私は、2009年9月と、2016年9月の2回ここを訪れていますが、どちらも晴天に恵まれました。
私とは、相性が良いのかもしれません。(^∇^)
道の駅の周囲はご覧のように見渡す限の草原で、それだけでも別世界に来た雰囲気があるのですが、ここにはもう一つ、とっておきの絶景があります。
それが、日本最大のカルデラ湖である “屈斜路湖(くっしゃろこ)” の眺望です。
屈斜路湖は、カルデラ湖として世界でもインドネシアのトバ湖に次いで2番目の大きさがあります。
真ん中の島は “中島” といい直径が12kmありますが、自然保護の観点から上陸は禁止されています。
美幌峠から見下ろす屈斜路湖は、ご覧のように素晴らしいロケーションですが、実は条件が整えば更に神秘的な絶景に遭遇することがあります。
それが、朝夕の寒暖差の大きい早朝で、屈斜路湖に雲海がかかり、そこから朝日が昇るのです。
この雲海からの朝日を写真に撮りたくて、近くに宿泊して日の出前に上ってきたことがあります。
残念ながらその時は美幌峠自体が雲の中に沈んでいて、雲海どころか回りが何にも見えませんでした。
ここから車で20分ほどのところに、標高947mの “津別峠” というのがあり、そちらの方が雲海の見える確率は高くなりますが、丁度台風の被害で通行止めになっていたのです。
美幌峠の道の駅は何度でも行ってみたい場所です。
いつかは雲海の写真へも再チャレンジしたいと思っています。