日本海オロロンラインを更に南下して
道の駅富士見 へやってきました。
“道の駅てしお” からの距離は20km程ですから、20分前後で到着しました。
ここは、“遠別町(えんべつ)” という人口が2800人ほどの町です。
この付近の町の名前はあんまり馴染みがないと思いますが、分かり易い地図があったのでご紹介しておきましょう。
(西北海道情報誌より地図画像借用)
前回訪問した 「天塩町」 から南に下って、「遠別町」 「初山別村(しょさんべつ)」 「羽幌町(はぼろ)」 「苫前町(とままえ)」 「小平町(おびら)」 「留萌市(るもい)」 「増毛町(ましけ)」 と続きます。
これら1市、7町村をまとめて “留萌管内” と呼ばれます。
これらの町村の大半にそれぞれ道の駅があるのが嬉しいですね。
ご覧のように、道の駅の駐車場から階段を上った小高い丘の上に、とんがり屋根のタワーがあります。
これが “とんがりかん” という道の駅のレストランです。
このレストラン、もちろん階段を上らなくて車で直接行くこともできます。
丘の上なので、天気が良ければ日本海上に “利尻富士” まで見える、絶好のロケーションです。
海鮮料理がメインの和風レストランですが、遠別町特産の “ヒラメ” を使った “ヒラメ漬け丼” なども季節限定で提供されます。
“ヒラメ” は平成20年には漁獲量で北海道一にもなっており、定期的な稚魚の放流など、自然を守ることへの取り組みも続けられています。
この左右にある階段の中央は、前回来た時は滝のように水が流れていました。
この日は朝から雨が降ったりとか天気があまり良くないので、止まっているのだと思います。
レストランから見下ろしたのが、この2枚の写真です。
丸いとんがり屋根は、“さわやかトイレ” で、その奥のいくつかの建物は、“物産館” “テイクアウト” ”食事処” などです。
この全体図の、(A) のところがレストランとんがりかんで、(B) がさわやかトイレ、(F) が、先ほどの物産館やテイクアウトです。
物産館あたりから見たとんがりかんがこの写真です。
レストランへの土手の斜面に、なにやら大きなキャラクターが描かれています。
これが遠別町のマスコットキャラクター “モモちん” ですが、遠別町の森に棲むエゾモモンガです。
もうひとつ遠別町の特産を紹介すると、それは “お米” です。
実は遠別町は日本最北の米どころであり、日本最北の農業高校もこの町にあります。
もち米が主に作られていますが、それを原料とした日本酒も人気があります。
ところでこの道の駅、周辺を紹介すると次のようになっています。
道の駅のすぐ横の坂道を上って行くと、41ヘクタールという広大な “富士見ヶ丘公園” が広がっており、特に春は桜の名所としても有名です。
ここにはキャンプ場、ケビン、バーベキューハウス、アスレチック、パークゴルフ場などが整備され、町民の憩いの場所になっているのです。
公園の周囲の森林は “鳥獣保護区” であり、バードウォッチングや散策を楽しめます。
先ほどの “モモちん” のモモンガもここに棲んでいるのだろうと思います。
私たちは、ここの食事処で軽く腹ごしらえをしたあと、次の道の駅を目指しました。
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