3日目、最終日になりました。
道の駅あいおい が、この日の最初の目的地です。
朝9時前にホテルを出発して国道240号を北上、21km、20分程で道の駅あいおいに到着しました。
国道240号は釧路と網走をつなぐ道東の大動脈で、沿線には広大なジャガイモ畑などが広がります。
道の駅はその国道沿いにあり、所在地は、〝網走郡津別町相生” です。
周囲を芝生公園などに囲まれた広大な土地にあり、晴れ渡った青空に森の樹々が映えます。
ここも7年ぶりですが、この雰囲気がとっても好きなのです。
道の駅玄関横の 〝クマヤキ” というのが気になって覗いてみると、熊の形(?)をした饅頭のような!?
てっきり熊肉を焼いたのかと思っていたので、ちょっとがっかり!(^_^;)
では、店内に入ってみましょう。
なかなか綺麗な売り場で、奥に飲食コーナーがあります。
地元産のそば粉を使った、打ちたての十割蕎麦が自慢です。
この道の駅は、旧国鉄時代の 〝北見相生駅” の廃線跡にできています。
〝石北本線” は北海道中央部の旭川から、北見を経由して網走までを結ぶ幹線ですが、その途中の 〝美幌駅” から分岐した 〝相生線” というのが昔あって、この駅はその終点でした。
1980年の国鉄再建法の施行に伴い 〝特定地方交通線” に指定され、1985年に廃線となりました。
北海道には、このように廃止になった旧国鉄駅が道の駅に生まれ変わった場所がいくつもあります。
ここは当時の駅舎をそのまま残し、列車も配置して 〝鉄道公園” として整備していることが特徴です。
これが旧駅舎ですが、中は資料室になっています。
線路には、当時使われていた列車が残されています。
この付近、シラカバ林になっていて、その白い幹が車両の色を引き立てます。
そしてこんな車両も!
雪深い冬場には、このラッセル車が活躍したのでしょう。
鉄道マニアにとっては、特に興味深い道の駅ではないかと思います。