道の駅望羊中山 です。


新篠津の道の駅から中山峠までは、距離にして85kmあります。
すべて一般道で、しかも途中で札幌市内を通るので、渋滞まではいかないけど幾度となく信号停車で待たされ、予定を大幅に超えた2時間以上もかかってしまいました。
初日はこのように離れたところばかりをまわるので、この2カ所だけしか予定をしていません。



中山峠の頂上に建つ “道の駅望羊中山” に到着したのは16時20分になっていました。
北海道の日が落ちる時間は早いですから、ちょうど西側に見える羊蹄山に夕陽が沈むタイミングでした。
結果的にはとてもラッキーな時間に到着した訳で、その写真をまとめて紹介しておきましょう。




しつこいくらい並べましたが、とにかく美しい光景でした。
では肝心の、道の駅の中に入ってみます。



ここは札幌と洞爺湖方面をつなぐ幹線道路沿いですから、観光バスが頻繁に停まります。
バスが停まるとどっと大勢の人が入ってきて、店内は一気に混雑します。
ここは、年間400万人もの旅行者が訪れるという、桁違いの道の駅なのです。
この記事を書いているときに気が付いたのですが、この道の駅は “加森観光” の経営なんですね。
加森観光は、たくさんのリゾートを再建した実績があり、北海道を中心に全国にグループ施設を持っています。
今夜宿泊予定の “ルスツリゾート” や、夕張の “マウントレースイ” そして “サホロリゾート” など、北海道だけでも18ヶ所ものリゾートやスキー場がそのグループです。

そして中山峠で最も有名な名物が、この “あげいも” です。
このあげいも、年間に40万本売れるそうです。
来場者が年間400万人ですから、10人にひとりは買っているのですね。


以前来た時に食べた味が忘れられず、今回ももちろん頂きました。
こんなコーナーもできていました。

ここは、“マイ・キッチン” といって、ケチャップやらマヨネーズやら色んな種類が並んでいて、自分の好みで調味料をつけることができます。

私はマヨネーズとケチャップをブレンドしてみました。(笑)
久しぶりのあげいもの味を堪能し、これから今夜の宿泊地、“ルスツリゾート” に向かいます。
中山峠からルスツリゾートまでは、27kmで30分ほどの距離です。
ルスツリゾートは、スキー場、遊園地、ゴルフ場、ホテル、ショッピングモール、レストランモールなどを備えた一大リゾートで、6年前の道の駅巡りでも泊まったし、それ以前にも冬場に何度か宿泊したことがあります。
いつもは “ノースウイング” というエリアだったのですが、今回夏シーズンと冬シーズンの間ということで一部が閉鎖になっており、少し値段の高い、“タワー館” に泊まることになりました。


これがその部屋で、1階部分にリビングやバス、キッチンがあり、2階部分に寝室のあるメゾネットタイプです。
リビングの壁を倒すとそこにもベッドがあり、5人くらいまでは泊まれると思います。
私達には贅沢すぎる部屋でした。

これはエレベーターのボタンですが、奇数しかないのがお分かりでしょうか?
全部、メゾネットの上下2部屋タイプなので、偶数は無いわけですね!(^∇^)



