道の駅ルート229元和台(げんなだい) に到着しました。



この道の駅の名前に、“ルート229” とあります。
先ほどまでは国道228号を走ってきたのですが、前回内陸部のあっさぶの道の駅へ曲がった三叉路を境に、“国道229号” となります。
国道229号はこの先、積丹半島を巡って、小樽まで続くのです。



ここは日本海を見下ろす海抜40mの位置にあります。
最後の写真に写っているように、“檜山道立自然公園” に指定された、とても見晴らしの良い場所です。
その風景を次の写真でご紹介しましょう。



眼下には、“元和台海浜公園” があり、そこには全国でも珍しい “海のプール” があります。
“海のプール” は、日本海をそのままカラーブロックでぐるりと囲んだ巨大ジャンボプールです。
最初、上の写真にあるブロックで囲まれた部分かな、と思っていましたが、ここには船が停泊しており、港のようです。
残念ながら写真にはちらっとしか写っていないのですが、この港のすぐ隣が、その海のプールです。

(資料としてHPより借用)
さて、道の駅で写真を撮って回っていると、町の職員という方が話しかけて来られました。
アンケートを実施しているということで、どこから来たのか、今日はどこからどこまで行くのか、道路や観光スポットの感想だとか、いろいろ聞かれました。
たまたまそばにおられた地元のおばさんが、私達が九州から来ていることを知って興味を示したのか、あれこれとこの地の自慢話を始められました。

先ほどの写真にもあった、港の向こう側に見える面白い形の岩のことを尋ねると、なんとかいう名前を言われたのだけど忘れてしまった!(^^;)
この岩のところで毎年お祭りがあるそうで、「ここを下りて、今から一緒に行ってみようよ!」という誘いを断るのに苦労しました。(^_^;)


道の駅自体はごくシンプルで、トイレと小さな売店があるだけです。



そして道の駅の裏側に回ってみると、そこは展望広場になっています。



この、広場の中心にあるオブジェですが、私はすっかり釣り針だと思っていたのですが、違うようです。
“潮笛” という名前がついており、「異国ダッタンを想う」 という副題がついています。


寛政7年(1795年)この地の漁師がコンブ漁の出漁中に嵐に遭い、ダッタン(現在の中国吉林省)に漂流し、2年後、北京、長崎の出島を経て苦難の末に故郷に戻ることができた。
その、強い望郷の念をこの作品に現しているのだそうです。
なぜそれが釣り針の形なのかは理解できませんが・・・・。(-_-;)
さて、いよいよ本日の予定もあと1カ所になりました。



