道の駅YOU・遊・もり に到着しました。


この道の駅は、私がまだ道の駅巡りを始める以前に函館観光の途中で往復立ち寄ったことがあり、今回が多分4回目になると思います。
当時はまだ高速道路が途中までしかできておらず、内浦湾(別名:噴火湾)に沿って、国道5号を随分長く走ったような気がします。
現在は大沼公園付近まで高速が繋がっていますから、ずいぶん楽になったものです。
それでも道の駅あぷたからは1時間40分を要しました。


ここは国道5号を大沼公園を経由して函館に向かう道路と、内浦湾沿いに恵山方面に向かう国道278号との分岐点付近にあり、ちょっと一休みするドライバーでいつも賑わっています。
この日は、観光バスで立ち寄った外国語を話す人たちが大勢いて、試食のリンゴを一斉に食べていました。
一人くらい買ったのかどうかは定かでないですが・・・(^^;)



ここって、“いかめし” の発祥地なんですね!
“茅部郡森町” は人口が17,500人、内浦湾の暖流のおかげで年間の平均気温が7~8度という積雪の少ない温暖な気候です。
幕末の戊辰戦争最後の戦いとなる函館戦争で、榎本武揚、土方歳三ら旧幕府軍が上陸した場所としても知られています。
ちなみに “榎本武揚” は五稜郭での戦いに敗れて降伏し、命を助けられて後に北海道の開拓使として活躍します。
日本で最初の舗装道路 “札幌本道” の建設を指揮したり、ここ森町では日本初の木材防腐工法として、原油を橋脚にぬった “森桟橋” を築き、その一部は現在も残っています。

建物は森町の象徴である “秀峰駒ケ岳” をイメージしたアーチ形になっており、右手が特産物販売所、左手はトイレ、そして3階部分が展望ラウンジになっています。


この特産物販売所には海産物の加工品などが充実しており、勿論発祥の地である “いかめし” もたくさん並んでいます。
私たちはここでソフトクリームを買って、この道の駅の裏手にある公園のベンチで頂きました。


道の駅のアーチをくぐった先にあるこの広大な公園ですが、“オニウシ公園” といいます。
“オニウシ” というのはアイヌ語で “樹木の生い茂る所” を意味し、“森町” の地名の由来になっているのです。



このオニウシ公園には、桜の樹が500本植えられています。
更にここから5分ほどの “青葉ヶ丘公園” には1000本の桜があり、昭和25年以来毎年5月には桜まつりが開催されます。
ここからは “駒ケ岳” が望めるのですが、今回あんまり良い写真が撮れなかったので、前回来た時のを掲載させて頂きます。




