次は茨城県で最も新しい道の駅である
道の駅まくらがの里こが へやってきました。
ここは、“茨城県古河市” です。
かつてこの地は、渡良瀬川や利根川にのぞんだ水路を生かし、国府や各地を結ぶ古道の交通の要所として発展してきました。
奈良時代に編纂された “万葉集” には、「許我(こが)」 として詠われており、
「まくらがの こがのわたりの からかじの おとたかしもな ねなへこゆゑに」
「あはずして ゆかばおしけむ まくらがの こがこぐふねに きみもあはぬかも」
という2首があります。
“まくらがの里” という道の駅の名称は、これに由来するのだと思います。
ここは2013年7月にオープンした茨城県で最も新しい道の駅であり、また県内最大級の道の駅でもあります。
駐車場は普通車193台、大型車35台のスペースがありますが、この日は既に満杯に近い状況でした。
ご覧の大型車だけでもぎっしりなのが分かりますね!
メインの建物の右端にあるのが、“情報交流施設” とトイレです。
手前の大屋根が洒落ています。
スタンプはここかな?と思って最初に入ったのですが、ここはトイレと休憩スペース、それに観光パンフレットなどが置いてあるだけでした。
それにしてもこの情報コーナー、ガラスの壁が斜めに作られており、なかなかお洒落な空間です。
メインの建物 “地域振興施設” の方に入ってみました。
入り口を入ってまず目に飛び込んできたのは中央のフードコートです。
建物中央が吹き抜けになっていて、その真下にありますからとっても明るい空間です。
ここには、“みやことほまれ” という地元食材をふんだんに使ったお店と、“カフェベーカリーはなもも” という店内の釜で焼き上げるパン屋さんがあります。
“お茶屋さしま” では、本格的な抹茶と和菓子を味わうことができます。
いずれも、たくさんのお客さんで埋め尽くされていました。
中央左手に案内所のようなものがあり、道の駅スタンプもそこに置いてありました。
そして中央から左手には、新鮮野菜などを扱う “古河マルシェまくらが” と物産店の “お土産処ゆきはな” があります。
さすがに茨城県最大級だけあって、もう一度来てみたいと思える、雰囲気の良い道の駅でした。