山の中の小さな道の駅がいくつか続いたあと向かったのは、海岸線にある
道の駅白崎海洋公園 です。

この道の駅は、2009年9月にオープンしたばかりの新しい道の駅です。
ただ、この場所は元々財団法人由良町観光公社(理事長・畑中雅央町長)が管理、運営する 「白崎海洋公園」 として平成8年に開園しており、スキューバダイビングを中心とした海洋レジャー基地になっています。
この付近のもう少し詳細の地図をご覧いただきましょう。

左端の赤い丸が白崎海洋公園、そして赤い矢印ラインが私が通ってきたルートです。
そして、これと同じ場所の “走りやすさマップ” をお見せします。

このルート、まるまる見事な “真っ赤” ラインです。![]()
私もルートの計画を練る時に、危なそうだな、と思うところは事前にこの走りやすさマップを調べます。
でも全部調べるわけではないので、ここの “過酷なルート” は全く予想していませんでした。
突然山の中に入って極狭の道路になったので驚きましたが、これがまた延々と続く!
そしてこの赤ラインンの中間付近の “戸津井” という漁村にたどり着いたのですが、ここで大きな決断に迫られました。
海岸線沿いに新しい広い道路があるのですが、ナビはそこから山手の狭い道路に入るよう指示しています。
それは、山の中を曲がりくねって進んでいます。
正面の新しい道は、というと ・・・・・
ナビの地図では、しばらく続いた後突然途切れています・・・。
ナビのソフトは買い換えたばかりなので、多分正しいはずです。
そして誰かに尋ねようにも、ひとっこ一人見当たらないのです。
結局まっすぐな道を選択しました。
これは2車線の、綺麗な海岸にそって走る快適な道路でしたが、案の定ある程度走ったところでトンネル工事の場所にぶつかり、脇道へそれることになりました。
そこも一つの集落なのですが、1台の軽トラックが坂道を登ってゆくのが見えました。
多分あれだ、と思って後をついてゆくと、予想通り県道にでることができました。
が、そこからもまた厳しい道路で前を走る軽トラックと同じ幅くらいしかない山道を急角度で登って行かねばなりません。
途中、2台ほど対向車があり、軽トラックはなんとかすり抜けるけど、こっちは苦労しました。
結局私が事前にシュミレーションして 「45分」 と予測していたルートに、「1時間10分」 もかかってしまいました。


たどり着くのに苦労はしましたが、この道の駅は綺麗です。

入口には、こんな立派な門があります。
門の脇にはこんな看板も・・・。


門をはいると、その左手に真白い建物があり、これが “パークセンター” という観光物産センターで、1階がオーシャンマーケット、2階がギャラリーになっています。
ここで異様に思ったのが、この付近の山肌です。


この付近の岩は、「石灰岩」 でできています。
ここが “白い岬” といわれる所以はこの石灰岩なのですが、青い海に石灰岩でできた白い奇岩が突き出た光景は見事で、これを漁船で見て回るクルーズも運航されています。


さて、建物に入って無事にスタンプゲット!
そして気になった看板があって・・・・・

全国ご当地ソフトクリームの 俺さん隊長
と カリナさん副隊長
の顔が浮かび ・・・ あっ、顔は知らないんだ!σ(^_^;)
ということで、“和歌山みかんソフトクリーム” を試食!

まあ、単なるオレンジ味ですな・・!( ̄ー ̄;
カウンターのおねえさんに、「すごい道を通ってきたんだけど・・・」 と話してみました。
「でも、ここから帰りのルートはきれいですよ!」 とあっさりと!
反対側のルートからなら大丈夫なそうな・・・!
確かに言われた通り、帰りはこんな道路です。

周りの景色も見事です。
ただ、この快適ルート、ほんのしばらくで ・・・・・
結局山の中に入って行くわけですが、来たときの北側ルートに比べれば圧倒的に楽です。
ですから、この道の駅を目指す方は、遠回りでも “JR紀伊由良駅” を目印に国道42号線を来て、「里」の信号から西方面に向かい、海岸線を北上するルートで行かれることをお勧めします。

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