道の駅うとろ・シリエトク が本日最後の道の駅です。

判りやすいように “知床” の拡大地図を入れておきましょう。

左下 “道の駅しゃり” を出て、知床半島のオホーツク海側、国道334号線を進みます。
夕暮れの海岸線を走り、途中 “オシンコシンの滝” に出会います。
ここは “知床八景” のひとつですが、時間が無いので停車せず通過!
ただ、その時にちらっと見えた大迫力の滝に惹かれて、次の日にもう一度引き返しましたので次回に詳しくご紹介しましょう。

そして道の駅到着が17時15分、北海道ではまもなく日が暮れる時間です。
この “うとろ地区” は、世界遺産「知床」 の玄関口であり、ここを拠点に 「知床」の大自然を巡ることができます。
この道の駅の名前 “うとろ・シリエトク” の 「うとろ」 はもちろん地名ですが、「シリエトク」 とは何でしょうか?
「シリエトク」 はアイヌ語で 「地の果て」 を意味し、これが 「知床」 の語源です。
まさに 「知床」 は人間が入り込むことを拒む、“地の果て” なんですね。


道の駅は横に細長い建物です。
これは、“知床番屋” をイメージしたものだそうです。

中央から左の細長い建物が道の駅 ・・・・・

そして、その右側にある建物が 「知床世界遺産センター」 です。

知床は人を寄せ付けない断崖がつづく海岸線、それに続く深い森、そして半島を貫く険しい山々、それら生物にとって恵まれた自然環境の中で、野生動物の本来のままの営みが守られてきました。
その世界でも特異な生態系が高く評価されて、2005年7月に “ユネスコの世界遺産” に登録されました。
ここ「知床世界遺産センター」には、知床世界遺産の見どころや自然のリアルタイムの情報が提供されていますが、開館が17時半まで、残念ながら中を見ることは出来ませんでした。

さて、道の駅の建物に入ってみましょう。


ここには普通のお土産品のほか、うとろ漁協の直売所があり、さまざまな海産物、珍味などが揃っています。
真空パックされた海産物は、“知床” の文字が大きく印刷されており、クール宅急便で自宅まで送ってくれますから、我が家の土産はここで調達することにしました。
といっても、閉店がまもなくですから、買うものを決めておいて明日朝もう一度来ることにしました。

観光案内センターには大型ディスプレーもあり、写真パネルや模型など、さまざまな方法で知床の大自然を紹介しています。
そして、これ ・・・・・・

旅行雑誌 “じゃらん” が編集した 「全国の道の駅満足度ランキング」 で、
ここは見事な “第一位” なのです。
.外に出ると、あたりは既に真っ暗になっていました。
この道の駅でもう一つ驚いたことがあります。
写真には撮れませんでしたが、ここで車中泊をするらしいキャンピングカーの数・・・。
おそらく20台以上だと思います。
北海道の道の駅は元々どこへ行ってもキャンピングカーが多いのですが、これ程の台数は見たことがありません。
私のすぐ前に停めていた車は、横にテーブルと椅子を出して夕食の最中でした。
全国からやってきて北海道を旅している旅行者にとって、やはり “知床” は最も人気のある聖域なのだと思いました。
さて、本日の道の駅は8箇所を巡り、296kmを走りました。
今日は道の駅から5分ほどの 「ホテル知床」 に宿泊です。
明日は、ちょっとだけ “知床観光” をしますので、そのご紹介です。


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