北海道の旅:稚内とノシャップ岬 | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1209カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1197カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

雄大な大自然のサロベツ原野を走り抜け、人家が建ち並ぶ町中に戻ってきました。
今夜の宿泊は、この稚内市内のホテルです。

ナビの誘導で、目的のホテルは容易に見つかりました。
でも ・・・・・・ !




建物は古く、なんだか北の果ての場末のホテルってイメージです! (失礼!)
駐車場も分からず、ぐるぐる回って建物の脇の狭いスペースにとりあえず停めました。


今回の北海道旅行は、JALツアーズの “ドライブ&チョイス” という企画で、航空券、ホテル、レンタカーがセットになっており、ホテルは地区毎のJAL提携ホテルの中から選ぶようになっています。
そのホテルのランクによっては ホテル差額 という追加料金が発生します。

このツアーが相対的に一番安いのでいつも使うのですが、稚内市内のJAL提携ホテルはここ1か所しかなく、なんとホテル差額が11,000円と高額なのです。


女将さん一人の小さなカウンターで、最上階5階の洋室のカギを受け取り、ガタゴトと不気味に揺れるエレベーターで上がって行きました。

部屋に入ると、ちょうど西陽が当たっていて、ムッとする蒸し暑さです。
エアコンのスイッチを探したのですが ・・・・・ 無い!
考えてみると、北の果ての稚内で冷房は普通いらないのでしょうね!

あわててすべての窓を全開すると、さすがに涼しくなりました。



部屋にはブラウン管の旧式テレビと扇風機がありました。
昨日の旭川のグランドホテルは追加料金が2000円だったのに、雲泥の差です。

これで食事が悪かったら最悪だな、 ・・・・ などとふたりで文句たらたら!



でも、5階の窓から見る稚内市内は素敵です。
真正面に港があるのでしょう、ちょうど利尻島から帰ったらしいフェリーが接岸するところでした。



ホテル到着が18時10分、ちょっと食事には早いのでカウンターに戻り女将さんに聞いてみました。

「ノシャップ岬ってどのくらい離れてますか?」
「このホテルの前をまっすぐ行けば、信号待ちを入れても10分もかからないよ!」


と言うことで、行ってみることにしました。


市内中心部をいくらか離れたころ、なぜか一面の霧が立ち込めてきました。
確かに10分もかからずノシャップ岬の駐車場に着いたのですが、女将さんから聞いた
「赤と白の高い灯台があるからそれを目当てに行けばいいよ!」 というその灯台は、 ・・・・



目の前にいるのに、こんなにぼんやりとしか見えません!

駐車場には、これから夜釣りをするらしい人たちが竿や仕掛けの準備をしていました。




周りは何も見えないけど、一応証拠写真をパチリ!
時間がちょうど19時ですね。












そういえば、昨年襟裳岬に行った時も霧で何にも見えませんでした。
俺って、 “雨男” でなく “霧男” なのかな?



ホテルに戻ると、いよいよ夕食です。
食事は小宴会場で、部屋ごとのテーブルが用意されていました。

そのテーブルに座ってびっくり!
カニは一人に半身で、新鮮そのものの刺身の盛り合わせ、雲丹は別の皿に盛りつけられ、
肉もあり、山海の珍味がずらり!
これはチョー豪華です!


途中女将さんがやってきて 「お口にあいますか?」 と話しかけてきました。
冗談を言い合い、カニの正しい食べ方の手ほどきを受け、稚内の良さを教えてもらい、
ご多分にもれず稚内も温暖化が進んでいるとの嘆きを聞き、話が弾みました。

最後のデザートには、赤身で今まで味わったことのないくらい甘い夕張メロンも出てきました。



最初文句たらたらのこのホテルでしたが、アットホームな雰囲気とこの豪華な食事で
追加料金11,000円の不満は吹き飛びました。



時間の関係で、稚内市内の観光はできませんが、3日目の明日はいよいよ最北端宗谷岬へ行き、北海道中央部を南下して、再び旭川に向かいます。


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