私たちは皆、自分の責任で生きている。行動の末、良い結果が出ても悪い結果が出ても、全て自分で決めたこと。自己責任である。ところが自己責任を追いきれない人がいて、そういう人は愚痴をこぼすことが大好きだ。そういう人の近くにいてはならない。

 

アメリカ人がよく使う表現に以下のものがある。ちなみにこれは私の人生哲学の一部でもある。

 

"Don't be around negative people because they can drain your energy."

 

直訳すると「ネガティブな人間の周りにはいるな。なぜなら彼らは貴方のエネルギーを排出させるからだ。」となる。分かりやすくする為に意訳すると「否定的な考えの人間とは付き合うな。運が悪くなるぞ。」とでもいうところだろう。

 

ネガティブという単語を見ると日本人としてはつい「消極的な」と訳してしまいがちだが、それは違う。英語で言うところのネガティブな人というのは、考え方が後ろ向きな人をいう。そういう人の行動パターンとして、常に愚痴と文句が多く、話す内容も否定的な意見ばかりだ。悩んでいるのかと思い、こっちが「貴方が思っているほど状況は悪くないかもよ。」「ああしてみたら?こうしてみたら?」と解決策に通じる意見を述べても全て否定的な言葉で打ち消されてしまう。こっちも愚痴と文句を言うのが大好きでもない限り、ネガティブな人と会話を続けるには相当な労力を要する。エネルギーを排出されてしまうという直訳表現がぴったりだ。

 

今日どうしてこの話題かと言うと、数日前に私のプロフィール宛にメッセージをいただいた。ブログ記事にコメントを書き込んでくださる方は大勢おられるが(ありがとうございます!)、メッセージを送ってこられる方はほとんどいない。コメントと違い、メッセージはプライバシーが保護されているので私しか見ることができない。その性質を考えると、コメントではなくメッセージ、イコール、批判的な意見かと思いながら開封したところ、予想は的中だった。

 

お叱りのメッセージを頂戴した。

 

以前の私のブログ内容は夫が死んで惨め感満載だったから共感できる部分が沢山あって楽しみに読んでいたのに、最近は惨め感が減ったので読んでいても全然楽しくないどころか、私が元気そうにしているので夫を亡くした同じ立場のものとして腹がたつ。裏切られたような気分だ。

 

そんな内容だった。楽しみに読んでくださっていたことは感謝している。また、がっかりさせてしまったことは申し訳ないと思う。ご希望に添えなくて残念だと思う。ただ、これは私のブログであり、何を書こうが私の自由で、私の自己責任だと言わせてもらう。同調して気に入ってもらえればとても嬉しい。腹が立って嫌いでも仕方がない。わざわざメッセージを書いて愚痴か文句かわからないような指摘をしていただく必要はなかったと思う。

 

こう見えて、私は絶対に愚痴は言わない。文句も言わない。こんな愚痴タラタラ、惨め感満載のブログを書いているから誤解されても仕方がないが、ブログじゃない時の私は(つまりサイバー世界じゃなくてリアリティとしての私)人に愚痴をこぼさない。辛くて辛くて「ああ、ここで愚痴の一言ぐらい言えたらすっとするのになあ!」と思う時でもグッと堪えて絶対に言わない。このスキルにかけては名人の域に達している。

 

なぜ愚痴を言わないか?それは、愚痴は傲慢の極みだと思うからだ。愚痴を言う方は心の中の膿を吐き出して気分転換だろうが、聞かされる方は天災にあうのと同じぐらい防御不可能で気の毒だ。自分の気持ちのムラに付き合わせて罪のない人の気分を下げる権利は誰にもない。

 

じゃあどこでストレス解消するのか?それがこのブログだ。ここでは言いたい放題。書きたい放題。無論、いつもいつも愚痴と文句ばかりを書いているとは思わないが、たまに「ああ、死にたい」などと愚痴をこぼす時もある。ちなみに人の悪口もたまに言う。ちなみにリアリティの私は人の悪口も絶対に言わない。随分前のブログに書いたことがあると思うが、家の玄関ドアを一歩出た瞬間から私は私の人生という映画の主役を演じる主演女優だと信じているので、自分を下げるような行動(愚痴、文句、悪口、誹謗中傷、無責任なアドバイスなど)は決して言わないようにしている。それはそれで口から出すアイデアを常に選んでいるから面倒臭いプロセスだが、アメリカ永住22年の間に自然と養われた処世術と言える。(日本の人はなぜかアメリカ人は失礼でも言いたいことをはっきり言う国民と思いがちだが、アメリカ人ほど本音と建前がある国民は世界広しと言えども他には例を見ない)

 

ああ、今日は思いっきり愚痴を書いた。よくないね。読んだ方、申し訳ない。明日はもう少し前向きな話を書くのでこれに懲りずまた読んでいただけると嬉しい。

 

あなたの周りに愚痴ばかり言う人がいたら、思い切って交友を断つのもあなたの心を守る方法のひとつだ。愚痴ばかり言う人はあなたにマイナス要素を与えることはあってもプラス要素を与えることは絶対にない。結局、自分を守れるのは自分だけという話し。