以前からずっと導入したかったマッサージピール。
やっと当院でも、施術導入しました

マッサージピールというのは、トリクロロ酢酸(TCA)という酸性の腐蝕性の強いピーリング剤を、手でマッサージをしながらお肌の中に押しこむように導入する施術です。
というと、腐蝕?大丈夫?と思われると思いますが、確かにピーリング剤としては非常に強力です。
元々は、欧米では深い傷跡や、凹凸を補正するためのピーリング剤として使用される薬剤ですが、かなり皮がむけて赤みが出たり傷になってしまうようなピーリング剤なので、色素沈着になりやすい日本人には向いていないと言われておりました。ですので、特に日本では、ピーリングといえば、乳酸やグリコール酸、当院で使用しているようなサリチル酸マクロゴールなど、ダウンタイムが少ないピーリング剤が使用されます。
でも、このマッサージピールで使用するトリクロロ酢酸には、過酸化水素が低濃度で添加されており、その配合バランスの妙で、トリクロロ酢酸の一番の欠点であるダウンタイム(赤み・皮剥け・キズ)が極々わずかに抑えられているというのが、
「世界初・フロスティング(皮剥け赤み)を起こさないピーリング」のフレーズの所以です

マッサージピールの効果は、「針の不要なバイオリバイタリゼーション Biorevitalization」
ところで、
バイオリバイタリゼーションとはなんぞや・・・

と思われる方も多いですよね。
通常は、マイクロボトックスや水光注射やヒアルロン酸の注入などがバイオリバイタリゼーションに当たります。またレーザーやフォトRF照射による肌の再生もバイオリバイタリゼーションですね。
ついでに言うなら、レチノイン酸を使用するスキンリニューアルプログラム(リッシュブラン)(も同様です。
お肌の弾力と保水力が増し、小じわが目立たなくなり、たるみが改善してピチピチつやつやのお肌に蘇る。
くすみが取れて透明感が増す。
トリクロロ酢酸をマッサージピールとして肌に導入する事で、針を使わず、機器を使わずして、同じ効果が期待できるというもの。熱を加えずに、傷をつけずにバイオリバイタリゼーションが可能になるというのはとても画期的な方法だと思います。
下はメーカー提供奨励写真ですが、右顔面にはフラクショナルレーザー(施術後皮剥けや赤みが強く出るレーザー)、左顔面にはマッサージピールを施して、時間と共に比較した画像ですが、
レーザーと比較しても遜色ないたるみ引き締め効果が出ている事がわかります。
何より、ダウンタイムが短く軽い

のが魅力的ですね。
例えば針も熱も加えない
レチノイン酸プログラムですが(
詳細はこちらの記事参照)、こちらでもどうしても反応期と言うダウンタイム(調節は可能ですが)が2週間〜1か月ほどあります。
トリクロロ酢酸(TCA)がお肌に浸透すると、表皮にはダメージを起こさずに、真皮へ浸透、過酸化水素がTCAによる炎症を調節しながら、TCAが真皮の線維芽細胞を刺激し、新しいコラーゲンの産生と増生を促します。
コウジ酸が配合されているため、くすみが消え肌の色もトーンアップ。更に新しい組織による再構築が起こり、艶やかで弾力の回復した、もちもちつやつや肌が蘇ってくれると言う仕組みです

とまあ、理論的には素晴らしい効果が望めるマッサージピールなのですが、わかりやすいシミの治療と違って、果たして、どこまで施術前後で変わるのか?
導入する以上、自己満足レベルであっては困るので、そんな塗るだけで・・?と最初は懐疑的であった、私はじめスタッフ・・・
でも、実際にデモンストレーションを受けて、即導入決定


デモを受ける私。

スタッフYさん

スタッフMさん
この艶
施術直後、薬剤を落とした後の写真ですが、もちろん加工している訳でも、クリームや汗でテカテカしている訳でもありません

w
触ると、ベタベタしている訳ではなく、もっちり、柔らかい質感の素肌。「え?何これ??」と騒然でした。
私の場合は、この後あるコンビネーション治療を受けているために、マッサージピールの施術前後写真がなくて残念ですが、施術中のワンショットを。→施術中や施術後に、赤みが出る事があります。
個人差がありますが、私の場合、施術中はこのくらいの赤み。
目上の傷は柱にぶつけて切った傷、スルーしてくださいねw
お酒を飲むと赤くなりやすい方、ほてりが出やすい方、温まると赤くなりやすい方、はもっと全体的に赤くなる事がありますが、通常はその日のうちに、長い方で2、3日以内には元に戻るようです。
さて、マッサージピール、ただツヤツヤしてもっちりして終わり、ではありません。
通常はこれを1−2週間に1回で続けて3−5回行って頂きます(1クール)。
その後は3週間ほどお休みして、また2クール目を追加します。
その後は1か月に1度程度で継続するのが良いようです。
コラーゲンの新生・増生と組織のリバイタリゼーションが続くと、何が期待できるのか?
以下はメーカー提供写真です。ご参考までに....
シワがかなり薄くなり、肌のテクスチャーが見違えるように変化しています。
顔と同様に、意外に気になるのは、手の甲の老化。
顔は気を使っていても、手はついつい放置、な方も多いのではないでしょうか。
手に年齢が出てしまうと言われるので、シワシワになってしまう前にケアしておきたいところ。手のシワや質感が気になってきた方には大変おすすめの施術だと思います

またニキビ跡も・・・
その場合はもう少し薄くなるのには時間と回数がかかると思います。
真皮のコラーゲンが新しく生まれ変わり増えてくるので、繰り返すと凹凸がだんだんと目立たなくなります。
痛みを伴うような傷跡の治療(フラクショナルレーザーなど)の前段階の治療として、または代わりの治療として、とても良い選択肢だと思います。
ちなみにマッサージピールを使用する場合は、面ぽう治療薬(ディフェリンゲルやべピオゲル・デュアック配合ゲル・エピデュオゲル)は2週間休薬せねばなりません。
ですので、マッサージピールを集中的に受けられるのは、治療である程度ニキビの新生が落ち着いている状態となります。
【料金】初回カウンセリング(ご予約不要・平日9:00-11:30, 14:00-16:30受付)2500円税別
全顔 14000 円 (税抜) 3回セット37800 円 /2クール目以降 35700円
お顔の小じわやたるみ、血色不良、肝斑、色素沈着、ごわつき、乾燥、張りと弾力の低下、ニキビによるざらつきやニキビ跡の凸凹に。
首・デコルテ・手の甲など 【手の平2枚分相当】11000 円(税抜)3回セット29700 円 /2回目以降 28050 円
傷跡、シワやたるみ、ごわつき、乾燥、張りと弾力の低下、色素沈着、妊娠線
料金詳細はこちら
【施術のできない方】
妊娠中・授乳中の方 ・炎症・感染症(ヘルペスなど)を起こしている皮膚・脂漏性皮膚炎 ・コウジ酸アレルギー ・トレチノインやピーリング薬使用中(2週間前に休止)
【施術前・後の注意点】
- 施術中、後に赤みが出る事がありますが通常は一時的です。数日後に薄皮が剥ける事があります。また皮下気泡ができる事がありますが通常はすぐに治まります。これも薄皮が剥ける事があります。
- 赤みが強い場合は、炎症を抑える塗り薬を塗布、またはお渡しして数日外用して頂く事があります。皮剥けが酷く出る場合は、早めにご連絡・ご来院頂ければ症状を緩和する塗り薬をお渡し致します。
- 他 詳細はこちら
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カウンセリングお待ちしております

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【カウンセリングご予約不要・受付時間:平日(月・火・水・金)9時〜11時30分/14時〜16時まで】
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院長 日高

Rパークサイド皮ふ科ホームページ
11月
キャンペーン情報
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マッサージピール詳細はこちら
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通常9000円→6500円(先着順・3回セットご予約の方のみ)
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Elos PlusによるフォトRF照射について
【治療のリスク】
赤み、紫斑、やけど、水疱、かさぶた、瘢痕、色素沈着
※但し照射時にエネルギー設定のためテスト照射を行いますのでこれらは稀で、当院では経験しておりません。
【機器について】
本医療機器は、米国では2010年11月に承認を受けておりますが、日本では薬機法上は未承認機となり、医師の個人輸入にて入手したものとなります。
厚労省「個人輸入において注意すべき医薬品等について」
※現在、国内で同一の性能を有する他の承認機はなし。
※諸外国において海外使用数 約500台
重大な副作用はやけど、瘢痕形成、他特に重篤な副作用の報告はなし。
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