開業に向けて少しずつお仕事を減らしておりますが昨日はその1つが最後の診療日でした。清々しい空に、今年1年の締めくくりを感じました

田園の中を四季を感じながら1年半ほど通勤させていただきましたが、中々田んぼを間近に見ることも普段はないので新鮮でした。
またいつか同じ場所に訪れることがあるかしら??
診療時間の最後にスタッフの高度な巻き爪に対して、ワイヤー治療を。
化膿して爪の周りが既に腫れてしまっているケースです

浸出液も出ているような、炎症を伴った巻き爪で、巻き具合も高度‥‥
痛みのため自分でテーピングして、抗生剤内服と外用もしているケースですが、
爪にデコ盛りな様子
のアフターになってますが、このワイヤーたちを、この後透明な樹脂で被覆して完成


このような腫れ上がって足もまともに着くことが難しいくらいの痛みがあっても、処置時は殆ど痛みなく工作の様に施術ができるのが、この矯正法の素晴らしいところ

スタッフも処置直後には全く痛みなく歩けるようになり、大変喜んでもらえました。
ちなみにプレートは接着するタイプの施術ですので、耐久性は3TOワイヤー法には劣ります。つまり、ポドフィックス法のワイヤープレートのみの固定の場合は、激しい足を使うような運動は控えて頂かねばなりません。
長くて2ヶ月ほど持つ場合もありますが、このような高度の巻き爪が生じる場合、殆どが日常生活や下肢そのものに悪化因子があります。
矯正後も、爪先への大きな負担がかかり続けていると、プレートも長くは持ちません。
高度な巻き爪、炎症を伴った巻き爪に対しても、簡単に装着ができるポドフィックス 法ですが、一時的な陥入解除、痛み除去として、あるいは3TOワイヤー法へ至るためのステップとして考えて頂く治療になります

勿論、初期の巻きの軽い巻き爪なら、ポドフィックス 法のみで矯正を継続できることもあります

けれど、大体は病院に来られる方は、かなり進行している方が多いですので、、、

今回のスタッフのように、二つの方法を合わせて施行することも高度な巻き爪には有効です

そして、巻き爪の治療で最重要点

これらの方法は、あくまでも
矯正術


つまり、施術をするだけで全てが解決する訳ではありません

矯正するのと同時に陥入爪・巻き爪が起こってしまった原因や悪化因子(足のトラブルや足に合わない履物、姿勢や体重増加、長時間の運動や立ち仕事など)を減らすようにしていくことが肝要です。
巻き爪の治療は、以前は手術や、手術に準じた外科的治療が主流でした。私も以前はフェノール法等の手術をしておりましたが、やはり解決にはならないのですね。悪い爪を切除して生えなくする訳ですが、そうすると残った幅の狭い爪に体重がかかる。
無理がかかり、他のトラブルが生じるか又は、再発か別の指の陥入爪が生じる。
そういうことで、最近は、外科的治療は最後の手段という形でなるべく避けるのが主流になってきました。
そうなると、巻き爪の治療を病院以外の施設で行っているところも増えてまいりました。
が、やはり現実は炎症を起こした爪や、真菌症などの皮膚の病気に伴うものが多数です。
巻き爪の状態により、病気の治療も必要に応じて並行して行っていけるのはクリニックだけ

まずはどのような治療が向いているのかご相談頂くのがおススメです

Rパークサイド皮ふ科 院長










現在、クリニックではオープニングスタッフ(パート看護師・医療事務)を募集中です
経験者優遇


ご興味のある方はこちらをご参照くださいね!
沢山のご応募お待ちしております





★Instagram★こちら
フォローして頂けると嬉しいです

★Facebook Page★Rパークサイド皮ふ科
こちらもこれから情報充実させて参ります

★Twitter★こちら
ちょっとした情報をつぶやいて参ります
