米電気自動車大手のテスラは今年の1-3月期決算で純利益が過去最高の4200億円になったと発表しました。さらに今年の生産は現行よりも6割増しを見込むとし、今後の飛躍を示唆しました。米テキサス州の新工場は東京ドーム約20個分と広大で、来年にはトラックの生産も始まるとされています。

慶応大は今年始め、iPS細胞からつくった神経のもとになる細胞を脊髄損傷の患者1人に移植しました。脊髄損傷への移植は世界初だそうです。今回の対象は「完全まひ」の患者で、現状の治療法はリハビリ以外確立されていません。ただiPS細胞を移植してもリハビリは重要な治療であり、患者の快方がiPS細胞かリハビリの効果なのかわかりづらいという課題もあるそうです。また、iPS細胞作製に数千万円かかることから実用化に向けてコストを下げる取り組みも必要とされています。 #iPS細胞 #慶応大 #脊髄損傷移植 #世界初

損保会社各社がドライブレコーダーを利用した新たなサービスを打ち出しています。人口減少で損保の主力である自動車保険契約者数が伸び悩む中、あらたなビジネスを展開する狙いがあるようです。三井住友海上保険は東大ベンチャー企業と提携し、ドラレコの映像データか道路点検を支援するサービスを始めています。既存の方法では専門家が目視するやり方で時間とコストがかかっていました。今回はそこに着目した新しいサービスです。他にも、東京海上日動火災保険は録画された事故映像からAIを使って自動判定する機能を導入しています。ドラレコの映像や加速センサーのデータを受信し5分ほどで事故状況を解析。事故責任割合の客観的データとして大いに活躍しそうですね。

 

ヤフーは従業員8千人に対し、居住地の制限を原則撤廃し、4/1からは国内ならどこでも可能にするそうです。コロナ禍の中、リモートワークの整備が整ったとされています。機密性の高い情報を扱う社員に関しては引き続き居住地が制限されますが、それ以外は地方や離島からでも仕事ができる環境になります。

 

ソニーとホンダが電気自動車の事業で提携する協議がなされています。年内に合弁会社設立し、EVを共同開発することを目指しているそうです。電気と自動車の業界大手がタッグを組むのは今までに例がありません。ソニーは国内の電機大手としては初めてEV事業に乗り出します。

若い世代に欧米発のスタイル「ソバーキュリアス」が広がりつつあるそうです。Sobar-シラフ、キュリアス-Curiousからくる造語で、

飲酒はできるが自ら飲まない選択をするライフスタイルを意味します。週に3日1日に飲む量が1合以上を「飲酒習慣がある」と定義した厚生労働省の調査では、2019年データの40代25.2%に対し、20代では7.8%と若い世代では飲酒習慣の割合が低いことを示しています。都市部ではノンアルコール、ローアルコールの種類が豊富なバーもできはじめているとか。

酒類メーカーもこれに注目し、アサヒビールではアルコール0.5%のビアリーをはじめとするローアルコール商品がすでに発売されています。

 

 

コロナ禍を受けて欧米の製薬大手の利益が大きくなっています。ファイザーはこの資金力を武器にほかの企業を買収し、新たな創薬事業やワクチンの開発へと進んでいますmRNAの医薬医は開発期間を短縮でき、応用範囲も広いとされており、ファイザーCEOもmRNAを活用した多くの医薬品が開発されることを示唆するコメントを出しています。1月にはmRNA技術をもつ4社との提携を発表し、帯状疱疹や希少疾患などの予防や治療へ応用を目指しています。モデルナもmRNAも癌の治療に、サノフィアベンティスも昨年8月にmRNA技術を持つ米製薬ベンチャーを買収すると発表しています。今後も注目です。

JALとヤマトホールディングスは貨物専用機の国内運航を24年4月から始めるそうです。貨物専用機の運航はJALが経営破綻した2010年以来。コロナ禍で拡大した貨物需要と、将来的なトラック運転手の不足に対応する狙いがあるようです。旅客需要が落ち込む中JALにとっても貨物事業は大きな要といえます。今後の展開に注目したいです。

 

三菱地所と経済産業省がオフィス街での食事の配達やビル清掃ができる自走型ロボットの実証実験を始めました。箱型のロボットにお弁当を詰め込むと、ビル内の注文者へ届けるロボットや、ビルを巡回しながら清掃するロボットなどが公開されました。

国が推し進める人手不足の業界にロボットを導入しやすい環境づくり、「ロボットフレンドリー」がまさに動きだしています。

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