全席禁煙の居酒屋
「手づくり厨房 」 が
東京・赤羽の駅前にオープン
しました。その日、赤羽の駅前
広場では、店員さんたちが、
宣伝のチラシとうちわ(写真)
を道行く人々に配っていました。
丸いうちわの表側にも、
「全席禁煙」の文字が。
場所はほんとうに駅前です。
元々このビルは、全フロアーがカラオケの「ビッグエコー」だったそうです。で、6Fと7Fをワタミグループが使うことになったので、6Fに「手づくり厨房」、7Fに「わたみん家 」を作ったそうです。(店長談)
私は赤羽には初めて行きましたが、駅前をザッと見渡すと、ビルに繁華街・・・居酒屋さんがたくさんありそうな街だと思いました。「これなら、中には1軒くらい、禁煙の店があってもいいよね」と思いました。私の地元のような小さな街だったら、飲食店も居酒屋も少ないので、その中で禁煙店を作るのは難しいだろうけど(笑)。お店へは、6F・7F行き専用エレベーターで上ります。オープン初日は多くのお客さんでごった返していたので、エレベーターに乗るのも大変なくらいでした。
そこがお店の入り口。
左手の壁には先の記事 で紹介
した「全席禁煙」の大きな文字。
その先では、とても大きな
ズッキーニが私たちを迎えて
くれました。これを見ながら
席が空くのをを待つことに。
「絶対、これ、食べるぞ!」
開店初日、まさかこんなに混雑するとは、予想していませんでした。どうやら、開店時間を繰り上げて、4時からもうお客さんを入れていたらしい(?)です。5時に行って満席だったのはそのためか・・・。全席禁煙の居酒屋で?こんなに賑わう?・・・待つのは辛いけど、ちょっとうれしいようなフクザツな気持ち。店員さんも、「お待たせしてすみません」とたびたび声をかけてくれて、待っているお客さんたちにはビールのミニ缶も振舞われました。
いよいよ座席へ!
まわりのお客さんたちは、大人数のグループあり、少人数のグループあり、家族連れ、赤ちゃん連れ、カップルなど、ほんとうにさまざまでしたが、共通点は、みんな幸せそうな楽しそうな雰囲気♪
お店の混雑からして、注文したお料理が出てくるまで時間がかかるかも・・・、と思い、ビールとお料理を一気に注文。もちろん、ズッキーニも(笑)。
生ビールは、ガラスのジョッキではなく、陶製のジョッキで出てきました。(ワタミ系って、こうなんでしょうか?) お料理も、心配には及ばず、次々とやってきました。(^_^;)
このようなお料理となって
登場しました。
素揚げです。
白い小皿に乗っているのは
あら塩で、その横に添えて
あるのは、マヨネーズ。
どちらを付けて食べても
おいしかったです。
その他に、石焼コーンバター(典型的居酒屋メニュー)、鶏もも焼き、穴子のひつまぶし、などをいただきました。最後にデザートのクリームブリュレ。これは、店員さんが目の前でガスバーナーであぶって、カラメルを作ってくれます。カラメルが冷めてかたまったら食べごろ。表面をスプーンでカンカンと叩いてカラメルを砕き、トロトロの中身と一緒にいただきます。(映画のアメリでやってた食べ方ね。)
これを食べ終えて、そろそろ席を立とうかと思ったら、店長さんがテーブルにご挨拶に来られました。開店初日ならではでしょうか。そして、A4サイズの紙、両面にぎっしりのアンケート用紙を渡され・・・座りなおして書き書き(汗)。
私たちが会計をしに行くと、まだ並んでるお客さんがたくさんいました。
そういえば、2畳ほどの喫煙スペースがあるという話でしたが、お店がごった返していたので、私は確認できませんでした。テレビの取材が次々とやってきて、狭い通路を埋めたこともあり、一度トイレに立った以外は、店内をチェックすることができませんでした。この点の情報は、他の方のブログ等におまかせします。
お店サイドは、お客さんの反応を、すごく知りたがっているみたい、と感じました。第一号店ですから、これがうまく行けば、他の場所にも店舗をふやそうということでしょうね。私個人的には、もっと増やしてほしい気持ちはもちろんですが、赤羽のように「2階建て」方式は、なかなか良いのでは、と思います。下のフロアを「手づくり厨房」にして、上のフロアを従来型の居酒屋にする。喫煙可/不可を両方用意することで、どっち側の人の願いもかなえてあげる。ワタミには・・・ワタミこそ・・・それができると思うんですよね。日本中には、居酒屋さんが、星の数ほどあるのだから、そのうちの何店か、禁煙の店があっても悪くないですよね? 従来型の店に行きたいか、禁煙の店に行きたいか、お客さんが選べたらいいですよね?