第62回有馬記念（中山・芝2500m）

「さぁ、いよいよ有馬記念です」
今日のおいちゃんは、ジャケットにネクタイ姿だ。
「正装ッスか？」
ダウンを着て益々おっきくなってるテツが聞いた。
「えぇ、今年を締めくくる特別なレースですから」

いつもの３人組。
特別な日を迎えるために、特別な店に来た。
「今年一年、お世話になったお馬さんに感謝して、いただこう」

「これ、うまいッスね。なんの肉ッスか？」
「お馬さん」

　　 _, ._
　（　゜Д゜）　ガシャ
　　( つ　 O. __
　　と＿) _) （__(）、;.o：。
　　　　　　　　　　゜*．:.。

「ローズさん！いいんスかっ！？」

「いや、だから、感謝を込めてだな、、、」
「私は遠慮させていただきます」
「おいちゃん、そう言うなよぉ。美味しくいただくことがお馬さんのためでもあるんだからさぁ」

「おまちどうさまで～す」

串焼き、燻製、刺身、どれも美しいな。
おそるおそる食べ始めたテツだったが、ひとつ食べるごとにどんどん笑顔になっていった。
「う～ん、旨いッス！」

「はい、どうぞ～！」

お！？握りが来た！
ほら、美しいなぁ。

そして、馬、いや、旨いなぁ。

おいちゃんは別メニューだったけど、３人で仲良く締めくくりができたね。
「まだ、ホープフルステークスが残ってますよ」
う～ん、それは最後のおまけだな。

やっぱり、有馬記念で締めくくりましょう！

12月24日（日）第62回グランプリ　有馬記念（GⅠ）中山競馬場・芝2,500m
■ＧⅠヘッドライン
『時代の象徴、感動の祭典。』

[ジ]だいのしょうちょう、かんどうのさいて[ン]
[シ]で始まって、終わりは[ン]。
⑩シュヴァルグラン

■ＴＶＣＭ
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柳「12月24日はクリスマスイブです。そして、有馬記念です！」
松「近い、近い、近い、近い」

柳「みなさん、イブは大丈夫ですか？」
松「ぼく、予定あります」
土「あたしもあります」
高「あたしも､､､」
柳「ウソでしょ？子供の夢はサンタクロース、大人の夢は有馬記念、ではないんですか？」
高「わかるけど、イブはイブだよね？」
柳「話を変えます」
高「ほい」
柳「競馬を始めて一年、思い出も失敗もありました。はいっ、充希ちゃん」
高「レースとパドックを間違えた」
柳「そう、ビックリした」
一同「はい」
柳「太鳳ちゃん」
土「馬の名前を考えた」
柳「そう、軽い迷惑メールでした。はい、桃李くん」
松「初めてのダービーは、緊張した」
柳「目を閉じれば、思い出のレースがたくさんありました。そんな一年を踏まえて、締めは、

　　有馬記念じゃないんですか？」

松「おれたち、有馬を見ないとは言ってないよ」
高「有馬は見るよ」
土「有馬は見ます」
松「そのあと、予定があるよ～ん、ていう」
柳「いや、だから、有馬を見てだよ、そのあと｢じゃあねぇ～｣ってなる？ならないよそこは。

　　そのあとも含めて有馬だよ！」
土「有馬、まだ見たことないですよね？」