ありがとうございました。

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公大プロデュースということで

秋田の方はもちろん、各地方から遊びにきてくれてありがとう。

生誕祭も近いので

どうやって差別化するか考えてたんですけど

やっぱり激しいセトリを期待されてたので

激しい中でまた違う感じにしてみました。

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1ブロック目【逆説】

逆説に関しては

この三曲の歌詞に共通してる

「幕」というのを逆手に取る流れにしました。



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少女とピエロ

独裁の庭に落ちた少女はピエロのおもちゃになり

毎日のように遊ばれて「死んだほうが楽になるのでは?」というとこまで追い込まれて

ある日、隙を見つけてピエロの私物の毒薬を盗み、飲み物に入れる。

それを飲んだピエロは動けなくなり、少女はそれをいいことに隠し持った小さなナイフでピエロを突き刺します。

しかしおもちゃの様に小さいナイフ

一度や二度と刺しただけでは殺すことは出来ず

何度も何度も何度も何度も何度も何度も

ナイフを身体のいたるところに刺す。

痛みに悶えるピエロが目にしたのは

恐怖を超えて笑い出す少女。

そして完全に意識を失ったピエロ。

返り血で真っ赤な少女は独裁の庭を脱出し

犯した罪と掴んだ自由に笑みを浮かべるのでした。

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Autocracyは少女目線
Depressionはピエロ目線

当時はAutocracyだけで、その先は何も考えてなかったんだけど

Autocracyの歌詞だけを見れば

「ピエロってサイテー!!」っていう見え方をして

「いや、そんなことはない。ピエロにだってピエロなりの正義があるはずだ」

ってそっちからの目線で書きました。

寝ても起きても何してても、想ってしまう相手がいる。その人のことを想うと壊れてしまいそうになる。

それもまた一つの想いなのかなと。

そして静かに「幕は閉じていく」

ここで僕が描いてた世界観は終わりで

もう本当にPARADOXに関しては

AutocracyとDepressionが好きな人のための

ボーナストラック的な感じです。

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数年後、少女は大人になり

白馬の王子と結婚します。

幸せな日々の中で

ピエロに捕らえられていたトラウマが

毎晩、夢に出てきてうなされる。

そして悪夢は現実となる。

目覚めるとそこにはあの時のピエロが

有刺鉄線で敷き詰められた床に

ロープで縛り付けた白馬の王子を

転がし笑いながら遊んでいる。

蜂の巣状態で泣き叫ぶ王子。

恐怖で立ち上がれなくなった少女の耳元で

「迎えにきたよ、幕は閉じない」

そして悪夢は繰り繰り返す。

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本当は白馬の王子を登場させるか最後まで悩んでましたw

登場人物は出来ればピエロと少女だけにしたかったんだけど、やっぱり「大切なものを奪われる」っていう絶望感は必要だと思い急遽、王子参戦。


ということでこの日はPARADOX→逆説ということで

「幕は閉じない」ってことをこの3曲で伝えたかったんです。

いわゆる巻き戻し。



そして次のテーマは【狂愛】

愛の形は人それぞれ。

周りに変だよ、それって言われても

自分の心を満たせるのは

自分の信じた愛でしかないっていうテーマで

この4曲をチョイスしました。

1曲1曲、個性のある主人公たちでした。



「自分の幸せ」
「相手の幸せ」

幸せってなに?

そんな苦しみの中で見つけた希望を

きっと何をしてでも手に入れたかったんだと

主人公たちが訴えているようなブロックでした。

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続いてのブロックは【恋心】

「友達のままだと思ってたのに、それ以上を求めてしまってたの」

「どうして涙が出るの、私は嘘つきだ」

「貴方と夢のような日々に依存している」

どれも切なく、でもどこか綺麗な世界観。

失恋の曲は綺麗に聴こえると

音楽の世界ではよく言われることなんですが

それはきっと誰もが経験して、心に鍵を掛けて大切に置いてるからなんだと思います。

そしてそこに曲がノックしにいくから

共感してもえたり、伝わるんだろうなと。

優しいブロックだったと思います。

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そして本編最終セクション

【暴走】

ここに関して説明不要です。

色々な歌詞や曲の世界観がありますが

どれも暴走してるのでこのタイトルにしました。

自分的にもIGNITEはここだなって思いました。

歌詞を見ても「生命燃やす場所を求めてる」って

説得力がハンパないっていうか

それ!って感じやったので。

暴力的なブロックでした。

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アンコールブロック1【幻覚】

OVER DOSEとFlashback

ここまで来ると現実か幻覚か分からなくなってる感じ。

ODして、フラッシュバックする。

そんな感じ。

詳しくは歌詞見てくださいw

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そしてラストセクションは【希望】

Set me free
夜明け前が1番暗い

ACROSS WORLD
走りだそう新しい世界へ


昔ならここに暴れ曲突っ込んでたけど

やっぱり希望って必要だなってここ最近思うので。

自分が前のバンドを辞める時も

Royzみたいな音楽がやりたかったし

最後は希望であるべきだと思ってます。

いつ、どんな時でも背中を押せる曲

その2曲をここに選びました。


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まぁざっくりでしたがこんな感じな夜でした。

撮影会の時、みんな楽しそうな顔でよかった。

これにてプロジェクト6は終了。

SINFONIAのオルゴールはほんの気持ちです。

メンバープロジェクト自体、俺からスタートで

なにをどこまでしたらいいか分からなかったので

こういった形になりましたが

大切に聴いてもらえればと思います。

そしてオーナーのママ、本当ありがとう。

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秋田を自分のプロデュースに選んだのも

この人がいるからっていうのも大きいです。

最高の愛を持って迎え入れてくれる人。

また必ず戻ってきますね、待っててください。



なんとか無事、肩の荷が下りましたw

次は新潟。

秋田の声、凄くでかかったからこれに負けないように全国回りたい。

改めてありがとうございました!

それでは新潟へ続く。