■「プレイ動画をUPしよう!」 その1 【Gregion設定編】■
■「プレイ動画をUPしよう!」 その2 【Aviutlダウンロード編】
■「プレイ動画をUPしよう!」 その3 【Aviutl導入&初期設定編】■
さて、なんとなく始めてしまった「プレイ動画をUPしよう!」シリーズ。
ようやく最終回(の予定)です!
またしてもかなり期間が空いてしまったので
ちょっと目的を思い出してみます。
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ゲームのプレイ動画を「Gregion」で「録画」し、
同じく「Aviutl」で「簡単な補正」を加えて
Youtubeに合った形式のファイルに「変換」することです。
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こんなようなことを第1回に書いていました。
分かりにくいので図にすると↓こうですね。
第1回で左半分のGregionについて。
第2・3回で右半分のAviutlの導入まで。
今回で実際に「補正と圧縮(エンコード)」をかけて動画を完成させます。
まぁ前置きはほどほどにして始めてみますか^^
今回素材として録画したのはこんな映像です。
見てわかる通り、クエスト前後が不要ですよね~
なので切っちゃいます。 (トリミングと呼んだりもしますね)
《不要部分のカット》
1.スライダーを動かすなり、マウスホイールを回すなりして
動画の開始地点を決めます。(←・→、PageUP・Downも使えます)
上の画面は、NOW LOADING が終わった最初のフレームです。
2.をクリックすると、開始地点として選択されます。
1.まずウィンドウを少し横に広げます。
2.隠れていた時間表示が見えてきます。
3.ほどよいところで終了地点を選択。
(手を振り始めたところから5秒の地点を選んでみました)
切り出しておくと、開始地点が0秒の表記になるので
完成動画の時間の把握が楽です。
YoutubeはUP時間の制限もありますしね。
はい。 簡単でしたね~
Aviutlを使う目的の大半はこれで達成されてますが、
せっかくなのでフィルタをちょこっと使ってみましょうか。
《補正フィルタを通す》
自分が使っている設定を例として紹介します。
1.シャープフィルタ
画質が良いという錯覚をおこさせてくれます。 (かけすぎ注意)
もともとはサイズ変更をすることでややぼやけてしまった映像を
キリッと戻すために使っていました。
2.色調補正
普段は使いません。(有効にしていませんが、パラメータは例)
録画すると使用したソフト(コーデック)や設定によって、
くすんだ色に感じることがあるのでそんな時に。
3.Lanczos 3-lobed 拡大縮小
大画面でアップロードする必要のない場合や
容量を節約してHDDに保存したい場合に縮小します。
(確かAviutlは縦横が16の倍数でないとエラーになるかもしれません)
第1回にこんな画像を貼りましたが、16:9の480pと240pは
実際は853と426は16で割り切れないので
Aviutlで扱うには調整が必要です。(が、省略します)
4.ビデオフェード
FD(out)はフェードアウトのパラメータ。単位はフレーム。
30(フレーム)なので、動画末尾1秒前から徐々に暗転します。
※今回録画したものは、1秒間に30枚の画像(1枚をフレームと呼ぶ)を
パラパラとめくったものなので、1秒=30フレーム となります。
5.オーディオフェード
FD(in) 動画の途中から使う場合に音が「ブツッ」とならないように。
FD(out) 映像に合わせて音も1秒前からフェードアウトさせます。
6.音量の調整
録画する時はいつもMHFのオプション画面で
SEを7(BGMを0~4)にしていますが忘れてしまった場合の補正用。
MAXの256が+何dbなのかは不明。
ちなみにですが、Aviutlは通常は画面の一部分だけにぼかしを入れたり
映像の途中からエフェクトを有効にしたりすることはできません。
実際は拡張編集という機能を追加することで解決することもできますが
手を出してたところで「誰でも簡単に」とはいかないので、
もちろん省略です。
《圧縮してファイルに出力(エンコード)》
4・初めて使う前にまずは設定を見直します。
では、ごちゃっとした設定を紹介していきます。
2・映像コーデック本体、x264の保存先はここですよーと指定
3・特にこだわりがなければお手軽感のあるシングルパスでOK
(マルチパスは2倍~それ以上のエンコード時間がかかります)
4・初期23 画質良・サイズ大 (ごく短い動画のみ。めったに使わない)
25 画質良・サイズ大きめ (長めの動画では使わない)
27 画質ぼちぼち・サイズ手頃 (普段は26か27です)
28 画質劣化を感じる・サイズ小さい (PC保存用。Youtubeに不向き)
光回線で高速な環境ならば、
サイズは気にしなくてもアップロードも苦にはならないでしょう。
(マルチパスは同じ設定でも画質は上がると思います。)
5・音声エンコーダはここにあるものを使いますよ~と指定
6・192~320kbpsくらいからお好みで。モードもお好みでw
7・10・よくわからなければ設定不要
自分はサブのHDDの一番高速な領域を作業ドライブにしているので。
9・映像と音声の結合はここにいる彼に任せますよ~という指定
レート・QP制御のタブは変更しなくても特に問題ないので省略
ハイスペックなPCを使っているか、少しでも画質を上げたいならば
「動き予測アルゴリズム」と「サブピクセル動き予測」を1段階画質寄りに。
他は見ての通りでw
たとえば作業フォルダをCドライブとは別にしたい場合などに
ここも変更します。 もちろん任意です。
あとは何枚か上の画像の「エンコード開始」の「保存」を押せば
出力動画の1~2倍ほどの時間で処理が終わるはずです。
(PCの性能と使用するプラグインの種類や数に左右されます)
そうそう、編集後の完成動画も貼っておきます。
それにしてもなぜ夜クエストにしてしまったんだろう。
これでも1時間くらい試行錯誤して撮ったんですが・・・
あ、終わった・・・
あとはHDDに眠らせておくなり、YoutubeにUPするなり、
ニコニコ動画…のことは分かりませんが自由に使ってください。
長ったらしい記事にお付き合いいただいてありがとうございました。
誰かの何かの役に立てば・・・^^
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