19-タイトルなんかどうでもいいや(18は後で) | world reggae reunion

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レガエの残党(カリブのJA国&東洋のJA国)



Ity And Fancy Cat show: TAXED TAXI

この人たちのビデオの中には、ボブのパロディなんかもあって、ボブを神様のようにあがめている神がかり的なファンにとってはもちろん、見ない方がいいと思うが、まあそういうしたたかなところもやはり東洋のJA国にはない、強さなんだと今では思えるから不思議なものだ。
使えるものはたとえ国民的ヒーローであろうと忖度なく(というより容赦なく汗)使い倒そうという心意気。
だが、その裏にはもっと容赦ない自他愛/利他愛(わたしの造語です、そんな日本語があるのかも不明)が感じられるのがJAMAICAの魅力のひとつでもあると思える今日この頃。

経済でトップに昇りつめた「そのあと」の身の振り方がわからなくて右往左往する東洋のJA国。
一方地球の裏側では正反対に近いようにも見えるカリブのJA国。
少しずつ豊かさが感じられてきたのだろうか、地元の人間がJAMAICAの観光案内のVIDEOをYouTubeにも挙げている。
高価な機器を大切に扱いながら・・・

翻って東洋のJA国では、世界の危険な(ヤバイ)地域に出向いて取材、それを電波に流すなんて番組も散見。
先日はブラジルのある地域が取り上げられていたが、地元のひとの意見には100パーセント共感したので書いておく。

「この国にはもっと良い面、素晴らしいところがたくさんあるから、そっちを放送してくれ、その方が観光客も増え、国の経済もよくなるのだから」
JAMAICAでも同感だ。

首都の危険な地域であるとき日本の若者を見かけたときかされたことがある。
いきさつは知る由もないが、そんなところでパトワがペラペラになっても未来はないよ。
だってそうでしょ、「親ガチャ」の方が「国ガチャ」や「時代ガチャ」なんかよりは、ずっとマシなんだ。



日本人に生まれたなら、腐らずにコツコツと働いていればいつの日か必ずピースボートの「乗客」にはなれる。

カリブのJA国に生まれていたらそう簡単に地球一周の船旅の機会にはありつけないだろう。奨学金や何かの援助を受けるのも並大抵のことではない。
体力的にもきつい船内で働くクルーの仕事を選択する日本の若者がいるという話を見聞きしないが、クルーとしてジャメイカンが乗っている話はだいぶ前に何かで知った。

国ガチャの運が良かったもの(日本人)には何ができるだろうか。
カリブのJA国に生まれそだった同世代のラスタ男の成長曲線を辛抱強く見守りながら待ち続けるのが今の自分の「あたわり」というものだろう。祖母へ。
~マイライフワーク~



注)JAMAICAの「陰」にはこのブログでは触れられません。
自分が注目されたいためや、利潤追求が目的ではありませんので。