#26 J Capri - Number Onerest in peaceどうにもこうにもまったく、どうしてこの国ではこうも「死」と「生」が紙一重、と何度思ったことだろう。ジャマイカの現実でもっともやるせないのは葬式の多さ。とりわけ天寿を全うせぬままにプツンと途切れてしまう若者の死は少なくない。最初に憶えた「使える」英語が「葬式」だった。それはなにも自分だけではないはずだ、おそらく。いつもいつも葬送の「見送る」側というのも実は辛いものだが。ナンバー1というフレーズがこんなに虚しい曲はない。