レコードと一緒にジャマイカに帰還する日は近い | world reggae reunion

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レガエの残党(カリブのJA国&東洋のJA国)

今、ネットを検索すればようやく以下のような記事が並ぶ時代になった。
かつてジャマイカで生産れたレコードの大半は国外へ流出、しかも、その多くが、ここ「日本」にある。
もちろん私もいくつか持っている。
マニアになれるほどの経済力が無かったので、日本にレゲエが紹介され始めた頃の数十枚だが、自分の人生の中で最も大切なもの、かけがえのない宝物だ。

吉祥寺のナッティドレッドや渋谷のブラックホークを訪ね歩き、周囲にはレゲエに関心を向ける友人の一人もいなかったが、そんなことはかまわなかった。

レコードを集めたい気持ちはある。
だが、自分の欲求を満たすためではない。

ジャマイカに、故郷に、還してやりたいのだ、レコード達を。

ラスタがアフリカに帰りたいように、レコードはジャマイカへ帰りたいのではないかとずっと思ってきた。

自分の持っているものだけでもいつか一緒に海を渡ろうぞ。
レコードもわたしもラスタマンも皆ルーツは同じディアスポラだ。



Samory I - Call On Jah