社会保険労務士の深津です。

このブログを通じて、日ごろの出来事等から、私の私見を私の仕事を通じて、論じていければと思います。

 

「働き方改革」の中で、同一労働同一賃金により、非正規社員と正規社員との差別解消があがっています。

結論から言えば、大変課題があるということですが、どうすれば、達成できるのか、何が問題なのかを考察したいと思います。

 

正社員と非正規社員という場面にクローズアップされていますが、同一労働同一賃金での一番の問題は、正社員が同一労働同一賃金ではないということです。

日本の賃金は、年功序列賃金と言われる、年齢給+職能給が大半を占めているように思われます。この職能給というのもまったく職能として機能しておらず第二年齢給とよばれるようなものです。つまり、年齢が高いと同じ仕事をしていても賃金が違うのです。当然、年齢差が大きければ大きいほど賃金差が広がってきます。定期昇給と言う言葉は、まさに年齢に応じて自動的に昇給する仕組みです。また、高卒・大卒という違いによっても入った地点から給料が違います。

例えば、百貨店のケーキ屋を例に取ると、高卒2年目20歳、初任給が16万、2年目昇給して16万8千円、ケーキを販売し箱に入れてラッピングする仕事をしていたとします。大卒1年目22際、同じ仕事をしており、はるかに、高卒の方が仕事も早く、確実です。でも大卒の方の給料は、22万円です。これは、年齢が高くいわゆる能力給である職能給も大卒の方の方が高いからです。能力は高卒の方の方が上ではないのかなと思いますが、大卒の方も能力は秘めているということでしょうか??ただ、標準的な評価で高卒の方が22歳になると同じような賃金になるということです。まさに、年齢給ですね。

そして、管理職にもなれず、このまま40歳まで働いていた場合、38万円だったとします。

そこに、40歳のパート社員のおねえさんがフルタイムで入ってきて同じ仕事をする場合、時給2,375円でしょうか?それとも16歳高卒と同じである1,000円でしょうか?年齢給はどう説明すればよいのでしょうか?

同一労働同一賃金どうしましょうか?皆様も一緒に考えていただければ幸いです。

まずは、最初のブログでもありますので、この疑問を投げかけることで終わりたいと思います。

 

イースリーパートナーズ社労士事務所

社会保険労務士 深津敬

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