1677.『一瞬と永遠と』

 

一瞬と永遠と 一瞬と永遠と
 
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作者が中学~高校生の頃に夢中だったという『サイボーグ009』が“終”と
なった時、「009は死んでいませんよね、きっと続きを描いてくださいね!」との
ファンレターを出したとあり、あっ……と思いました。
先日、テレビで石ノ森章太郎の特集番組をみていたら、『サイボーグ009』の
最終回を描いたあと、ファンからの声に押されて再び連載を始めた、と
いう話があったからです。しかも、物語をどう展開するかに苦しんで、連載を
度々休止し、そして結局完結できなかった、と。
 
その大変な気苦労の一端に、のちの大物漫画家が関わっていたと言えなくも
ないのか。と考えると、なにかすごいことのような気がするのでした。
 

1675.『くろちゃんとツマと私』

 

 

表紙を見ただけでもう幸せな気分になり、裏表紙を見ると更に幸せになる

本です。実際のところ、文中にはくろちゃんについての記述はそれほど

多くないのですが、各章の扉絵に様々な表情のくろちゃんが配されているので、

存在感はあるのでした。
 

1674.6月最終日ののら

テーマ:
昨日のこと、隣町の友達がやってきて、なぜか手厚く接待してくれました。
何度も行ったことのある地元の海を、今まで見たことのない方向から見たり
しました。
海辺の猫を追っていくと、子猫に出会えました。私たちを警戒していたのか
気分じゃなかったのか、子猫たちは一言も鳴きませんでした。
 
 
 
 
大人猫の向こうに、見えにくいですがトラ子猫とキジ子猫がいます。2枚目の
写真の白子猫2匹は、手前の草むらの中にいます。大人猫は他にもいて、
それぞれの関係性はさっぱりわかりませんでした。
 
雨が降ったり止んだりしていましたが、一度も雨に当たることなく過ごせた
パーフェクト・デイでした。
 

1672.ぞうりショック

テーマ:
父親から「ぞうり買ってきて」と頼まれ、そこらのドラッグストアにでも
あるだろうと気軽に請け負ったら、どこの店でも見つかりません。仕方なく
近所では一番大きな販売店へ行ったところ、一種類だけあり、それが
父の日のプレゼント用という感じの、ちょっといい値のついたものでした。
 
違う。欲しいのは父の日用などの良いやつじゃない、おじさんやおじいさんが
ちょっとそこらをうろついて犬のウンコでも踏む用のやつなのです。世界は
いつの間にこんなにぞうり不足になっていたのでしょう。あるのはサンダルばかり
でした。
 
なので、頼まれてから2週間経った今も、ぞうりは手に入っていません。自分に
必要な物でもないので、ちょっとどううでもいいと思っているふしもあります。
だから見つからないのかもしれません。
 

 

 

私は全然「漫画読み」ではありませんが、すごく面白く感嘆しつつ読みました。

特に木原敏江×青池保子×萩尾望都の鼎談は日曜朝のテレビ番組ででも

放映してほしくらいで、多くの人が見られれば良いのにと思いました。

「こういう手法で色を塗っている」とか、「こういう道具を使っている」とかいう

話や、それを「いいこと聞いた!」と受け取る様などに、もう50年くらい漫画を

描いている人達がいまだにそんな感じなんだ、と驚き、感心しました。

 

1960年代後半、出版社に漫画原稿の持ち込みをしていた頃の木原敏江が、

いつか時代物を描きたいと編集者に告げたところ、時代物・神話・SFは少女

漫画の三大タブーであり読者に全く受けない、というようなことを言われた

そうです。そういう時代を乗り越え、今も描き続けている女性の漫画家たちが

いるということに、何か拝みたいような気持ちにもなってしまうのでした。

1670.『春喪祭』

 

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短編の一話目、最後の台詞に見覚えがありました。確かここに……と、
皆川博子『結ぶ』をぱらぱらめくったら、そこにそれとほぼ同じ台詞が
ありました。印象深かったのでふとした瞬間に何度も頭によみがえって
いた台詞だっただけに、「ここにあった!」と一人興奮しました。
はからずも、好きなものがつながっていたことを発見できました。