静かな夜に

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よくオタクの間でも話題になる、アイドルとアーティストの違い。
楽曲が自作? アダルトな曲調? 接触イベントの有無? ダンスのレベル?
明確な区分なんてできるわけ無いしする意味も無いからいいんだけど、最近自分個人の中での定義が判明したのでここに記しておく。

おいらにとって「アイドル」は恋人とかいて欲しくなくて、もし交際が発覚したらもう応援できなくなるタレント。
「アーティスト」は交際が発覚しようが結婚しようが子供ができようが、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる限りずっと応援し続けたいタレント。

もちろん「アイドル」の方にも一定以上の実力が無ければいくら可愛くても推せないし、「アーティスト」の方もある程度外見やキャラが好みじゃなければいくら実力が高くても推せない。

ちなみみおいらの中で「アーティスト」として好きなのはこの人たち。

椎名成美(81moment)
滝沢あきな(ワンダーウィード)
山下もえ(CAMOUFLAGE)
藤崎麻美(元 アリス十番)

イチ押しの黒木ひなこはそこのところが難しい。
実力はおいらがアーティストとして見るのに充分なのだが、おそらく本人自身が目指すアイドルのイメージ自体が清廉潔白であろうと思われるので、こちらも「アイドル」として受け止めざるを得ないと解釈している。

以上、全て私見なので異論・反論・批判は一切受け付けません。
あしからず。
私の事を知ってる人にはお馴染みの話だけれども私は地下アイドル、仮面女子のファンをやっています。
そこでたまにwebを徘徊しているとやれ「仮面女子はアイドル業界で嫌われてる」だの「悪い噂が出回ってるからテレビの歌番組に呼ばれない」などの書き込みをよく目にします。
そして大概は48Gやももクロ、ベビメタ、でんぱ組.incなどを引き合いにして「絶対あんなふうにはなれない」と言う。
確かに今挙げたグループは地下アイドル的な活動からメジャーへ昇ったりテレビの歌番組に出たりしています。
しかしそれらのグループは地下アイドルという体裁を取ってはいるものの、皆所属は大手芸能事務所であったりバックに芸能界の実力者が付いていたりと、実質的にはメジャーに属しています。
単純に昔のように大手だからと言って当たるかどうかも分からないアイドルに宣伝費用や手間暇をかける余裕が無いというのと、48Gが確立した地下アイドルとして人気を集めてからメジャーレーベルでデビューという時間はかかってもお金と手間と売れなかった場合というリスクを取らなくても済む仕組みがある種マニュアル化されたために「地下アイドルです」という売り方をしているに過ぎません。
元が大手芸能事務所ですから一度知名度が上がってしまえば歌番組に出すのもさして苦労は要りません(今や皆さんご存知の通り事務所として持ってる「出演枠」があるので)。

翻って仮面女子が所属するアリスプロジェクトは大手から独立した訳でもなく設立から数年しか経っていない新興事務所です。
母体会社は楽曲制作事務所として実績を残していますがこちらも歴史が長い訳ではなく、芸能界の後ろ盾もいません。
「メディアとのコネクション」は大手事務所が数十年単位で築き上げてきたもので、そこへ食い込むにはまだまだ営業力が足りないと言わざるを得ない状況です。
またテレビ番組にコンスタントな広告出稿をする程の財力もありませんから歌番組の出演枠確保は相当に難しい状況です。

だから「オリコン1位を取ったのに歌番組に呼ばれない」というのは現象面だけ見れば事実ですが理由を見れば当たり前のことなのです。
所詮、芸能の世界も金とコネがモノを言う業界ですから。

それを結果から自分に都合のいい後付けで「嫌われてるから」とか「スキャンダルがあったから」という理由を主張するのは論理性も無く社会の仕組みも知らないお子様たちなのでしょう。

それはそれとして。
理由が何であれ仮面女子がメジャーなアイドルと同じ土俵に上がれていないのは事実です。
にも関わらず仮面女子は「最強の地下アイドル」を標榜し、「国民的地下アイドル」を目標としています。
国民的と言えば48Gやハロプロなどが思い出されますが、前述のメジャー所属の地下アイドルも含め、結局は事務所パワーに寄るところが大きいのです。
つまり本当にインディーズから国民的アイドルにのし上がった存在は未だに皆無という事です。
これが何を意味しているのかと言うと、お手本がいない=自分たちで道を切り開かねばならない、という事なのです。
これがどれだけ大変な事なのかというと例えば昔、テレビまんがと呼ばれていて大人が見ていたらバカにされる対象であったアニメを現在のように大人が趣味としているのが当たり前なところまで持ってきたり、不良の溜まり場と思われていたライブハウスでしか聴けなかったロックミュージックをお茶の間のテレビ番組で普通の人達が楽しむところまで持ってきたりという事と同種の困難さがあるという事です。
しかもただ時間をかければいいという話ではなくタレント、運営、ファンが一体となって大きなムーブメントを作っていかなければこの種のパラダイムシフトは起こりえません。

こういう書き方をすると「じゃあやっぱりダメじゃん」と思う方も多いと思いますがそれは早計というもの。
仮面女子は本人たちの底辺から這い上がろうという反骨精神、次々と奇策を繰り出す運営、そして熱い想いを持つファンを兼ね備えています。
それらが良い化学反応を起こせば近い将来に小さなさざ波が大きなうねりになっても何の不思議もありません。

確かにファンと繋がって解雇されるような自覚の欠けるタレントが度々出現したり、運営の色々な対応が後手に回ったり不祥事をうやむやにする事が多かったり、タレントや他のファンに迷惑をかけるファンが絶えないなどの不安要素もありますが、それは乗り越えられると信じています(ここはもう精神論とか根性論とかになりますがご容赦ください)。

仮面女子が誰も歩いた事のない道のりを往き、誰もたどり着いた事のない頂へたどり着く事を心からお祈りしています。
もともとあんまり書かなかったブログ。
ツイッター始めてからは全く手を付けなくなってた。

というわけで、一部を除いて過去ログ削除して仕切り直しです。

一応、ニコ生の「サイレント」として書いてくので、素の本人や別名の某Sさんとはちょっと違う感じになるかもしれないけど、まあそのへんはなんとなーくって感じで。