僕は嫌々ながらも
CとDのアリバイ工作に協力した
ただこれが間違いだったことを
後になって思い知ることになる
授業が終わると
Dの車に乗って二人は出掛けた
夕食を終えて
Cを自宅に送ろうとしていた
その時
そこにいる訳のない
人物に彼女は遭遇した
彼氏だ
車ですれ違った瞬間に
彼女の姿を確認したらしく
次の交差点で
Uターンし猛スピードで
後をつけてきたのだ
Dも気付いていた
間違いなく怒られると
顔面蒼白だった
しかし
解せない
なぜ彼はそこを走っていたのか
住んでいる場所も
違うし
通っている学校も
全く違う
まさかDの浮気を疑って
何かを仕掛けていた?
その日
彼女は一晩中
正座させられ
説教されたという
目を真っ赤に
腫らせて僕にそう言ったD
僕
それってヤバくないか?
今で言う完全なモラハラ彼氏だ
D
あたしが悪いから
僕
まぁこれに懲りて
いらんことせんように
Cにもそう言っとくわ
D
うん. . . . .
もう二人で会うのはやめとく
しかし
彼女のこの言葉は偽りだった
燃え上がった
その炎は
消えることはなかったのだ
1996年ベストソング第4位
Firever And One(Neverland)/HELLOWEEN
またしても名盤を発表した
新生ハロウィン
その中でもこの哀愁感半端ない
このバラードはかなりの名曲です
アンディにこういう曲を歌わせたら
天下一品ですね✨