私の命の薬
ヴォトリエント
(一般名/パゾパニブ)
様々な副作用と闘いながら
現在もヴォトリエント服用を
継続できている
クリノリル✖︎
タモキシフェン✖︎
ヴォトリエントに辿り着いた
腹腔内にあるデスモイド腫瘍は
(小腸間膜腫瘍)
今も静かに生息している
【 安心 】という言葉を
噛み締めるられる時間は
CT検査での奇跡の結果を知った
わずかな時間だけだ
現実に引き戻されるのが速いのは
家族性大腸ポリポーシス患者の
(家族性大腸腺腫症)
デスモイド部隊だからだ
刺激を与えれば荒れ狂うデスモイド部隊
そんな恐ろしいデスモイド腫瘍や
家族性大腸ポリポーシス病変の検査を
半年に一度のペースで行なっている
その検査が先日行われ結果が出た
CT検査結果 : 著変なし
奇跡が
奇跡が続いている
思わず
『やったー!よかったー‼︎』
結構な大音量で言ってしまう
涙も出てしまう
鼻水も出てしまう
じゅるじゅるだ
何年も何年も半年に一度は
検査をしているのに
検査をし結果を聞くこの日だけは
不安恐怖緊張が押し寄せる
この不安と恐怖、緊張に襲われる
もうひとつの理由があるのだ
診察の順番が近づいてくると
知らせてくれるアラーム
しかし、なかなか呼ばれない
ここからも長い
診察室に入るまでに3時間はかかる
待つ時間が長くなれば長くなるほど
押し寄せる不安恐怖緊張は大きくなる
順番が間近になる頃には
待合室には誰も居ない
貸切状態だ
人の気配を感じない待合室は
心細いものだ
病院を出る頃は暗くなっているのが定番だ
【 安心 】
半年後もこの安心を噛み締めたい