あーーーづーーーーーーーいーーーーーー 外は40度を超えているシドニーです。

 

なのに風邪を引いたのか体調が万全ではなく、ポータブルエアコンは弱めに。

 

きつい。

 

そういえば結果が出る前に書きたかったことがこれ。(結果が出たあとじゃたぶん恥ずかしくて何もかけない)。

 

人前でピアノを弾くのさえ(先生の前で弾くのさえ)嫌いな私がオンラインとはいえコンクールに出てみての感想。声楽とマンドリンでは大舞台に立ったことがあったけど、あれは自分の技量に自信があってのこと。

 

ピアノに関しては自信が全然ない中、出てみました。

 

出る前先生方・友達皆反対はしないけど、って感じで。それでもこのコンクール緩いからって出た私。

 

出るって言ったって、最後に応募と同時にお金を払えばいいので、最悪でなくたって構わない。

 

そう思いながら2曲を仕上げようとした2ヶ月間。フルタイム・良く夜中までとか週末まで働く中でやったのは自分を褒めよう。しかもその2曲前から弾いていた曲でさえなかった。今考えれば月光の第1楽章にでもすればよかった。2ヶ月前時点での完成度はあっちのほうが上だった。爆  笑 その時から譜読みする曲2曲は無謀。最後はよほど1曲のみにしようかと直前まで思ったりして。でも軽く考えていたんですよね。私譜読みは早いからキョロキョロ

 

でも、結論。一言。出てよかったなーと思います。

 

大人のピアノって「そのへんで次に行きましょう」って言う優しい先生多いですよね。 それはそれで楽しいし、そういう先生方を選んだもの私。

 

だからとことん仕上げていくというのをやったのは良かったなぁと。一瞬たりとも気が抜けない、間違えられない、ってやっていったのは。

 

いきなり、「これ暗譜しないと弾けない箇所あるじゃん」って思ったり。(注意:コンクールは暗譜不要)楽譜見て、音を確認して、楽譜の自分で書き込んだ指示を気をつけて手に音を出させるなんてやっていたら、無理。 暗譜した上で手が動くのならそこに細かい色を付けていける。

 

あったりまえじゃん。何を言っているの?って言われそうですけど。爆  笑 自分で気が付かないとやらない人っているんです(私だ私)。

 

逆に音を間違える場所って音が飛ぶのに暗譜していない場所。手を飛ばすのに音符見ていられないし。

 

それから締め切り当日にも録画をしていて「気に入らないーーーーーーー」ってなったのは、たぶん自分の耳が鍛えられたから。やってもやっても気に入らなくてどうしようかと思った。

 

コンクールは終わったけどまだ気に入らないから悲愴の第2楽章をとことん仕上げるつもり。

 

あと本当に面白かったのが先生たちの感覚の違い。日本の先生方ー動画なら一つ間違えたらアウト。舞台のコンクールじゃないんだからそこはシビアに。 オーストラリアの先生たち(最後の仕上げだけ手伝ってもらった)ーそこまで弾けていたら間違える事を恐れちゃだめだっ。感情を入れて、それが伝わるように。もっと緩急を。だったんですよね。間違えたって、止まらなきゃ審査員は「あれ今間違えたな?」くらいにしか思わないって。(注意ー間違えると言っても1,2箇所。間違えるとパニックになる私への言葉です)

 

コンクール終わったあと、ある先生に悲愴の第2楽章を送ったら、「なおさんーーーーちゃんとベートーベンになってますーーー」って驚きの表情で言われてその一言だけでもやった甲斐があったーと結果は出ていないけど泣きそうになりました。これではベートーベンじゃないって言われて、意味がわからなかったのに、最後そこまで持っていけたんだって。それもそうなったのはたぶん最後の日ギリギリ。

 

審査委員が電子ピアノについてえーと思うこと<表現しきれていない と天秤にかけて結局スタジオで撮った動画じゃなくて家で撮った動画にしました。

 

自分でストレスを溜め込む必要はないけど、楽しかったなぁーーーー。コンクールに出なくても気に入った曲は先生にお願いしてとことんやるのも手だなぁ。次のコンクールは(おいおい。。。。)