今日は暗いよーーーって事で飛ばしたい人は飛ばしてね。
米津先生に出会って、今夢中にピアノの練習をしていて。1日何時間弾いているんだろう。でも楽しいんだよね。仕事が殺人的に忙しいときもあるのに、ご飯を飛ばしてでもピアノを弾いている。
メトロノームでひたすら遅いスピードから出来たら5づつ目盛りを上げて、何て他の事だったら(って他の何でこれやるかわからないけど、水泳の長距離練習がこれに近かったかも?)やだーーーー、飽きたーーーーーっていいそうな事をひたすらやっている。
私結構飽きっぽいので、こんな練習(こんなって言うなー)普通だったらすぐに飽きる(断言)。
でも、昨日も書いたけど、楽しくて仕方なくて。仕事で頭がフル回転していて寝られない時でも、弾いて落ち着いてから寝ている。
で、何か昨日トロイメライをポロポロと弾きながら私どこかで人生設計間違えたかなあーって思っていた。こんなに好きなものどこで手放しちゃったんだろうって。
才能があるかないかはわからないけど(うん、今もわからないよ。私)、小学校の頃からここまで好きだったものをピアノは趣味に留めるために辞めさせた母。ソルフェージュを始めようとした先生を止めた母。小6で無理やり辞めさせられた。たぶん、これ以上行ったら趣味の範囲じゃなくなると危惧したから。
それより前もあったんだよね。バイオリンを習っていて先生にカリフォルニア大学の音楽科の先生の所にオーディションに行かない?個人レッスン受けないって小1かな、なんかの時に言われたのを止めた母。
その後は、私が趣味で弾くのも嫌がった。
母にはいつもピアノ(や絵)は教養であって仕事にするべきものじゃない、と。ピアノでは生きていけないって。って言われてきた。
そうかもね。今の私はおかげで外国で一人生計を立てて生きている。そんな家族から離れて。
だけどさ、ピアノを弾いていると思うの。好きなことを仕事にして、苦労をしてでも生きていけなかったのかな、と。
ああ、ここまで好きだったんだって。絵も写真も好きだけど、音楽にはかなわない。
先生の動画を見てあぁ、こういう音が、音楽が好きだったんだって思って。ああいう音を出してみたいって、思った。
一人で生きていくために、がむしゃらでピアノを弾く時間もなかったけど。そのがむしゃらに生きていくのが好きな音楽のためだったって道もあったんじゃないって。
弾いても弾いても楽しくて。 真剣に向き合って。
で、今は「趣味の」ピアノだけど楽しく、でも真剣に教えて下さる先生に出会って。
楽しいんだけど、
寂しい。
この感情をどうすればいいのか、途方にくれている。
高校のマンドリン部の友達(ってうちの学年2名しかいなかったんだけど)も、医学に道に進んだ。けど、彼女も去年、ある音大のオルガン科を卒業して、夢がかなったって言っていた。彼女もずっと音大に行きたかったって。
正解はないよね。後戻りは出来ないんだから。