ペット・ショップって
かなり好きなユニットなのですが
あまり記事にする機会がなかったなぁ、と。
特に好きなアルバムはこれ
Introspective/Pet Shop Boys (1988)
「イントロスペクティブ」。
ファースト「プリーズ」とセカンド「アクチュアリー」の両アルバムで
大きな成功を掴んだペット・ショップ。
サード・アルバムでの新たな挑戦は
全曲リミックス・ヴァージョン収録。
通常はまず「アルバム」には「アルバム・ヴァージョン」収録で
そこからシングル・カットされた場合に
「12inchヴァージョン」なり「ロング・ヴァージョン」が収録される。
この「イントロスペクティブ」は全曲
6分から9分のロング・ヴァージョンの6曲で構成。
逆にシングル・カットの際にショート・ヴァージョンでPV制作ってな流れに。
1曲めのこれとか
Left To My Own Devices/Pet Shop Boys
オーケストラを使った1分54秒のなが~イントロ。
プロデュースはトレヴァー・ホーン。
PV付きのショート・ヴァージョンより俄然説得力があります。
2曲目の「アイ・ウォント・ア・ドッグ」を挟んでの「ドミノ・ダンシング」。
これはPVも雰囲気ありありなのでこちらのショート・ヴァージョンを。
Domino Dancing/Pet Shop Boys
かなーり売れたよね。
「I'm Not Scared」はエイス・ワンダーに提供した
「モンマルトルの森」のセルフ・カバー。
I'm Not Scared/Pet Shop Boys
聴けば聴くほどそのワールドに取り込まれるってな
この曲こそ「ロング・ヴァージョン」である必然性を感じる
素晴らしいヴァージョン。
「Always On My Mind」はカントリーのカバー。
私達が慣れ親しんでいるのは
ウイリー・ネルソン・ヴァージョンかな?
しかしこの曲をさらにディープな世界に導くのは
後半部分の「In My House」。
つまりこのロング・ヴァージョンの2曲ミックスを聴くことで得られる世界。
そんなこんなでオーラスはこの曲。
It's All Right/Pet Shop Boys
この曲って、、、この曲のカバー。
It's All Right (House Mix)/Sterling Void and Paris Brightledge (1987)
当時全くの無名だったアーティストの
ハウス・ミュージックを率先してカバーするってな
ここらへんにもうペット・ショップの先鋭性が見え隠れしますよね。
当時このアルバムの
「3枚組アナログ限定盤」を
見かけた記憶、、、。
くそー、、、
欲しいのだ、、、。
でもね、、、
このアルバムの本領発揮は
「CDかけっぱなし」
これに尽きるのです。