今日は、地域の「災害時要援護者支援打ち合わせ会」がありました。

 

地域の防災委員会、連合町会、民生委員がタッグを組んで、

 

災害時の要援護者への支援体制を整えていこうと、数年前から新しい形で行われている活動です。

 

市内全35地域の中でこのような活動を進めていっているのは、うちの地域とあと1地域のみらしく、進めて行くのは手探りの状態でもあります。

 

現時点では「災害時に支援をしてほしい」と手を挙げた方々に対し、個別訪問して、その方々の状況などをヒアリングする、というところまで進めてきました。

 

今日の会議では、今後どのように支援体制を整えて行くのか、という話し合いが行われ、案が提示されたのですが、

 

その案が、かなり民生委員頼みの案に私には思えたのです。

 

「大災害時、要援護者の安否確認を民生委員が集約し災害対策本部に報告する」という案です。

 

そんなことがこの私にできるのか~えーん💦とめちゃめちゃ不安になりました。

 

私なんて災害が起こったら、どんくさいので真っ先に死んでそうなのに…えーん💦

 

いてもたってもいられず、地域の重鎮が勢揃いされている前で、

 

「民生委員と福祉委員のお役目で日頃からいっぱいいっぱいな上に、災害時にもこのような重大な責任を負わされるのであれば、今後ますますうちの地域の民生委員のなり手はいなくなると思う」

 

と訴えてしまいました。

 

それでなくても、現在、うちの地域では民生委員に欠員が2名生じています。

 

それをベテランの委員さん方が担当区域を兼務して補ってくださっている状況です。

 

町会長さんは「ローズウッドさんは真面目だから~はっはっはっ❗」とフォローして下さり、

 

防災対策委員会の実行委員長さんは「重責を背負わせてしまってすみません」とおっしゃって下さり、

 

町会の副会長さんであり福祉委員でもある方(昨年までは民生委員でもあった)は、


「そんなに難しく考えず、高齢者さんの見守りの延長だと思ったらいいよ」とおっしゃられ、これまでの地域の防災関連の活動の経緯も説明して下さいました。

 

会が終わったあとで、民生委員の委員長さんに、「(民生委員として)委員長さんの顔をつぶすようなことを言ってしまいました、すみません」と申し上げたところ、

 

「いやでも、ローズウッドさんの言うことは事実だから」とおっしゃってくださりとりあえずはホッとしましたが…泣き笑い

 

私のような新米だからこそ、また、若い世代(決して若くはないのですが、地域の活動をされている方々の中では一番若い世代です)だからこそ言える、と思って思い切って言わせていただきました。

 

今後のことを考えても、一部の人(いつもだいたい同じメンバー)だけが必死に頑張るというやり方ではなく、


地域に住むみんながそれぞれに防災意識を持って、それぞれに負担が少ない方法で関われる方法を編み出していくべきなのでは、と私的には思います。

 

そして、それを地域独自でやろうとするのではなく、市ともっと連携してやっていくべきだろうと思うのですが…

 

(私はぺーぺーですので、市と直接話ができるような立場にはないですし、地域の上層部の方々が市とどんな風に話をしているのか、ということもわからないのですが…)

 

町会に加入する方も年々減ってきている状況です。


小学校や中学校のPTAすらなくなり始めています。

(地域の中学校と、10年前に新しくできた小学校のPTAは今年からなくなったそうです。地域の小学校のPTAはまだ存続しているようですが)

私よりも若い世代に専業主婦はほとんどいません。

 

地域でボランティア活動する人員を確保するということの難しさはこれまで以上になってくると思います。(これまでと同じような負担感であれば)

 

高齢者の人数もどんどん増えていっている状況です。

 

地域の活動も、少しずつでもやり方を変えて行かねばならない時期に来ているのだろうと思います。