離脱症状の中で、最後まで残っているのは、
羞明と胃腸障害である。
ジェイゾロフトを1/4から1/8錠へ減薬しようとしたあたりで、
目を開けていられないくらいひどい羞明が起き、
元の1/4錠で5年間ステイせざるを得なくなった。
PCもテレビも眩しいのだが、夏場の太陽光が最も苦痛だ。
この頃から、車の運転が苦手になった。
屋外の眩しさもさることながら、
動体視力も落ちてしまったようで、
周りの車のスピードが恐ろしく感じられ、
40キロまで加速することさえ困難になった。
結果、今年の春ついに免許を返納するに至った。
この夏秋を過ごしてみて、
以前よりは眩しさが軽減してきていることに気づいた。
あの羞明さえ起きなければ、今も車を運転し、
行動範囲も制限されずにいたものを、
という悔しさはやはり拭いきれない。
しかし、まあ、永久に車を駆っていられるはずもない。
それが人より少しばかり早まっただけと、
自らを納得させるしかないだろう。
胃腸障害も、長々と居座っていたが、
最近落ち着いてきている。
断薬から2年を過ぎて、
ようやく薬の影響が薄れてきたという感じがする。