仕事柄、珍しい野菜や新種の野菜を見たり、食べたりする機会が多いのですが、いろいろ見たなかで衝撃的に感動したのが根まで入れると全長40cmほどもある巨大もやし。



※両脇はスティックブロッコリーと西洋菜花です春菊

これは、青森県の大鰐町という小さな温泉町で栽培されている「温泉もやし」というもの。
300年以上も前から栽培されている青森県の伝統野菜で、種も栽培技術も『門外不出』!!

温泉の地熱を利用して、ほぼ付きっきりの状態での栽培になるので、雪で他の野菜を栽培できない冬場しか作ることができない貴重なお野菜なんです好

しかも、生産農家さんも数件しかないので、今、青森県ではこの伝統を受け継ぐため新しい農家さんを増やしているんだとか。

食べてみると、大豆もやしの一種なので、シャキシャキの歯ごたえと大豆の甘みと香りがとっても豊かアゲ
何より、大豆なのにラーメンみたいにすすって食べる感覚が面白いし、感動的ですキラキラ

もやし自体が日持ちしないので、なかなか福岡では見る機会も食べる機会もないのですが、いつかチャンスがあればぜひ食べてみてください音符

最近は海外原産のおしゃれな野菜が注目を浴びてますが、日本にはまだまだ知られていない伝統野菜がたくさんあるんですよね。

農家さんの真摯な姿勢で作られる野菜の本当のおいしさを知ってほしいし、伝えていきたいなぁ‥と感じる今日この頃です四つ葉