この3日間、考察してたコトをまとめました・・・長いですw
「蝶々 イラスト」で画像検索かけてみました
今度は「蝶々 触角」で画像検索かけてみました
蝶々の触角はセセリチョウ以外は棍棒状で先端は丸くなってます
セセリチョウにしたって鉤爪のように尖ってはいますが
渦を巻いてたりはしません
ところが世界共通の誤認識なのか
デザイン的に蝶々のイラストを描く人が共有してるデフォルメ方法なのか
蝶々の触角を渦巻きに描く人が多いです
ワインのラベルに描かれてる蝶々なんて必ずと言っていいくらい
触角がぐるぐるしてます^^;
これが自分にはどうも気になります><
渦を巻いてるのは触角ではなくて口で
吸収管と呼ばれ蜜を吸うのに特化した形状になってます
実は「管」と称しつつもストロー状にはなってなくて
2本の樋(とい)が合わさったような状態です
更にこれらは本来の口ではなく、顎が進化したモノだったりします
2本の樋(とい)が合わさったような状態です
更にこれらは本来の口ではなく、顎が進化したモノだったりします
※詳細はこちらを参照→ぷろてんワールド「成虫の体:頭部2」
蝶々だと判別出来る範囲でデフォルメするのは
デザインとしては何の問題もありませんが
これが自分には凄く違和感を感じて気持ちが悪く
翅の部分がどれほど美しかったとしても受け付けられません
逆に、触角と違って翅の部分は種によってかなり違ってくるので
デザインの自由度は高いです
自分がビーズで作った蝶々には
翅にゴージャスさが欲しくて勾玉ビーズ付けましたw
「蝶々の翅にはこんな突起物は付いてナイよ、気持ち悪い・・・」
なんて思われる方もいるかもですが
そこはデザインですから~
同じように苦手なのが八角形の雪の結晶です
これはアメリカの毛糸メーカーred heartが
2013年のクリスマスに編み図を無料公開してたモノですが
2013年のクリスマスに編み図を無料公開してたモノですが
そんなだから一時期ネット上で色違いなども含めよく見かけましたし
今でもちょくちょく見かけるほど人気のモチーフみたいです^^;
自分はもう寒気がするほど(雪の結晶だけにw)ダメなんです><
100万円で編んでくれと言われても断ります、生理的に無理なのでね
たぶん四角いモチーフに均等なバランスで収めるには
六角形より八角形の方が簡単だからでしょうが
素直に六角形のモチーフにしたって平面に繋ぐのは問題ありませんから
なんでわざわざこんな気持ち悪いモチーフにするのか謎です
それか小学生以上なら最小公倍数が使えますから
六角形から四角いモチーフを編めるはずです
そう、こんなカンジをイメージして実際に編んだのが以下です
五角形からだって四角く編めます
今年はこの手法で四角い桜のモチーフを編みたいです
昨年はこんな風に細長く編んでって・・・
5本繋げてショールにしました
桜が5弁であるコトを意識して編んだワリに
ぱっと見では桜に見えません(失敗)
桜であるコトより5弁であるコトに拘り過ぎたせいでしょうかね
涙とか汗とか雨とか水滴を表すのに
こういう形を描くのも世界共通の決まり事みたいですし
これは自分も好んでよく使ってますが
落下する水滴の形状としては正しくなかったんですよね
正解はこんなです
自分にはこの正解の形の方が違和感を感じるので
今更描き方を変えるつもりはありません
とゆーコトは、この場合は非科学的かどうか
つまり正しいかどうかではなくて慣れなんですね
に慣れてるから正しい形の方に違和感・・・
自分が蝶々の渦巻く触角や八角形の雪の結晶に感じてるのも
非科学的だからでなく慣習的違和感でしょうか?
換言すれば
それらを何の違和感も感じずに描いたり編んだり出来る人は
非科学的であると認識してても平気なのかどうかって知りたいですね
よくよく考えてみれば科学的に正しいかどうかは
何を基準にするかによっても変わりますし
今までもこれからも常識が覆される真実が発見されたりして
「絶対」的な事象は絶対に在り得ません
そうだとしても自分は生まれてからこれまでに構築した世界観の中で
科学的で美しい法則だけを信じたいと思います
もしかすると自分が非科学的なモノに感じてるのは違和感でなく
醜悪なモノに対する嫌悪感かもしれません
くまの耳のようにポンポンが2つ付いてるニット帽の依頼があって
キッズ用だったってのもあって本体のサイズ感や
キッズ用だったってのもあって本体のサイズ感や
ポンポンの大きさや取り付け位置など
依頼主の求めるモノが今一つつかめず
一旦は受けつつもお断りしてしまったんですが
ちょっと編み始めてみました
このデザインの元は水分子(H2O)模型ですw
耳が小さかったり位置がくっつき過ぎも離れ過ぎもダメで
水分子とゆー自分にとって慣れた形がいんです^^
もちろんこれは構造をわかりやすくした模型でしかなく
実際の水分子はこんな形ではありません
結論:慣習的違和感である
但し、科学に詳しい場合、それが非科学的なモノと被る率が高い