↓ずっと名前がわからなかったこのバラ
だいぶ前に、自治体からいただいたバラ苗なのですが、当時は何の知識もなく育てていたので(←今考えたら、「放置」ですね)、当然、ほとんど花も咲かず、、、
最近ようやく、バラを育てる楽しさ(←難しくて失敗も多いけど楽しい)、バラの魅力に気づき、この子も基本的なお手入れをしてあげたら、花が咲くようになりました。咲いた時には「こんな綺麗な花だったのね~」と、感動しました~、そして、これまで放置したままでゴメンナサイって思いました
試行錯誤で育てながら気づいた特徴をもとに、名前を調べていくうちに、「ドクター・ヒューイ」という品種にたどりつきました。
君の名は「ドクター・ヒューイ」ですか?
そう呼びかけても、答えるはずないんですけどね
「ドクター・ヒューイ」の名前は、アメリカのバラ愛好家の歯科医さんのお名前だそうです。1914年作出。アメリカでは台木に使われるほどの強健種らしいです。
以下は、この名前にたどりつくまでの経緯を記録したのですが、なにしろ「バラ初心者」です。間違いや勘違いをしている可能性も大いにありますので、どうかご容赦ください
(それから、、、長文注意です~)
自分が育てて気付いたことや、外観の特徴ですが、、、
・一季咲き
・花色はベルベットのような質感の赤黒
・花形は丸弁半八重咲き
・樹形はつる性っぽい
・シュートが出やすい
・枝は固くてしっかりしている
・トゲが少ない
・挿し木で根付きやすく、生育旺盛な感じ
・元気だけど、黒星病には弱い(家にあるバラの中で一番弱いかも)
特徴で検索しても、なかなか該当するようなものがみつかりませんでした、、、、
調べているうちに、「ヴァイオレット(バイオレット)」というバラをみつけました。花姿が似ていますが、残念ながら色が違う、、、、この品種はつる性バラの一種「ランブラー」であるとのこと。
そこで、ある検索サイトで「ランブラー」を検索したら、、、
花形や色が似ていて、説明書きに「黒星病に注意」「トゲが少ない」と書いてある品種がありました。それが「ドクター・ヒューイ」でした。
改めて、別の検索サイトで「ドクター・ヒューイ」を見てみたら「黒星病は普通」「トゲは普通」って書いてありました、、、、
ここでちょっと両者の食い違いに混乱しましたが、、、たぶん、「黒星病は普通」の範囲の中でも黒星病に弱い方、「トゲは普通」の範囲の中でも少ない方、ということなのかな、、、、と解釈し、自分の中でこの子の名前は「ドクター・ヒューイ」に落ち着きました。
(思いこみなので、もしかしたら、間違っているかもです~間違っていたらごめんなさい)
「ドクター・ヒューイ」以外で、候補にあがったのは以下のとおりです。
「ダスキーメイデン」花形と黒星病に弱いのは似てるけれど、樹形が違う、開花性が違う(こちらは四季咲き)
「バーガンディアイスバーグ」花形とトゲが少ないのが似ているけど、樹形が違う、開花性が違う(こちらは四季咲き)
「ヴァイオレット」花形が似てるけど、花色が違う(こちらは赤紫)、開花性は同じ
もう一点、育てていて不思議に思ったこと。
他のつるバラと同じように横に誘引した時は、花付きはイマイチ、、、、葉っぱもなんとなく勢いがない、、、、
↓
支柱をたてて、あまり角度をつけずに何か所か枝を止めて、あとは枝をブラブラさせておいたほうが花付きが良く、葉っぱも元気な気がしました
↓
「ドクター・ヒューイ」の説明文の中に「一般のつるバラと違い、枝をまげなくても節々から花が咲く」と書いてあるのをみつけ、なんとなく納得しました。
無理に曲げない方がいいのかもしれませんね~
ちなみに、「ドクター・ヒューイ」の系統は「ランブラーローズ」でなく「クライミングローズ」に分類されることが多いそうです。
それにしても、本来なら2~3mに成長するこの品種。鉢栽培では窮屈かもしれないけど、、、我が家の庭事情から、このまま鉢栽培で育てていくしかないです。
本領発揮できなくてごめんね~
長文に最後までおつきあいいただき、ありがとうございました