こんにちは。
本日はSUZUKI EN125-2Aをハイスロ化したという話です。
このSUZUKI EN125-2Aですが、もともと125ccで街乗り仕様にふっているためかスロットル開度がめちゃくちゃ広いのです。
アクセル全開にするのに、握り直すくらいな感じなので、ツーリンクが終わると右手の手首が痛くなるのですよ(-_-;)
加齢による問題という気もしますが、今回はこれを改善したいと思います。
世の中にはハイスロキットというものが売っていますが、追加でアクセルワイヤーを買う必要があったり、簡単にポン付けではないので、これまで躊躇していました。
このバイクにそこまで予算をかける必要があるのか...という話です。
だから、今回はたった75円の予算でハイスロ化しちゃうという話です。
まず↑ 純正のスロットルです。
要するにこのスロットルの径を太くすれば、開度が狭くてもたくさんワイアーを引っ張れるということになります。
世のハイスロキットって単純にそういう仕様です。
さて、このアクセルのワイアーを引っ張っているパイプ径をどうやって太くするかというと。
ホームセンターで塩ビ管を買ってきます。
このサイズでぴったりです。75円でした。
スロットルにこの塩ビ管を巻きつけるわけだ。
まず必要な部分だけをカットする。
のこぎりで簡単にカットできる。
このパイプで10本分くらい取れるので、実質予算は7円もかかっていないんだよ!! コスパ最高
こんな感じで輪切りにする。
ペーパーで磨いてバリを取っておこうね。
次に必要な部分だけをカットしてエッジに傾斜をつける。
ヤスリで削るだけなので、簡単。
実際にはこんなに長さはいらない。
だってワイアーが接触している部分なんて、この塩ビ管の1/3くらい。
ただ、短く作りすぎるとパーツの固定が不安定になるので、固定のためだけにこの長さにしています。
こうやって貼り付けてみる。
両面テープ固定はテスト用です。
試走してみるとバッチリです!!!
劇的に変わって扱いにくい感じではなくて、もともとこういう感じがベストっていう変化です。
うちには11台のバイクがあるのですが、その他の扱いやすいバイクと同等の印象になったと思います。
結果がOKだったので、２液性エポキシ接着剤で固定しました。
このカスタムの作業時間は接着剤の硬化時間を除くと30分くらいです。
百均のエポキシ接着剤は在庫を使っただけなので、マジで200円あれば実行できるカスタム。
塩ビ管は使い切っていないので、また別の車両でやってみようと思う。
そーそー、もちろんだけどアクセルワイヤーの遊びの再調整は必要だよ。
理想的には、もう一声 開度を狭くしたいとは感じます。
ただ、そうすると低速域でセンシティブになりすぎて、扱いにくくなる可能性はあります。
奥さんも乗るので、あまり極端なセッティングでは危ないので、これで十分かな...と思います。
アクセルの開度が狭くなって、握り直しがなくなったけど、その結果、もう少し出足のツキがよいといいな...という新しい不満も出てきました。
CVキャブなので、キャブをいじるともう少しパンチがでるかもしれんし、低速域にふったスプロケットの設定なので、もう少し伸びがあるようにスプロケを交換すると気持ちが良いかもしれません。
まあっ125ccなので、あまり多くを求めるなという話ではある。
どんなに頑張っても125ccは所詮125ccなので、シャキシャキ走りたいときは愛車のベネリ レオンチーノ250を乗れという話だ。
とはいえ、最近はレオンチーノですら、ちょっとパンチ不足を感じるようになった。
バイクというのは完璧ってないよね。
ということで、今回はコスパの良い改造だった。
やる方は自己責任で!!!