コロナ対策でのライブ自粛について考える | ベーシスト 西本圭介 オフィシャルブログ...
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ベーシストの活動と平行して名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校の副校長/教務部長も務める


こんにちは。

僕は以前ライブハウスのオーナーでした。

 

もしも今僕がオーナーだったらコロナによる影響から生き残れるかと想像をしてしまいます。

 

僕がライブハウスから撤退した理由は↑のブログシリーズを読んでいただければ分かると思います。

 

実は開業のときに、これほどまでに発表の場がネットに移行することを想像できていなかった。

 

僕と同じように生のライブが良い派の人もまだまだ多いと思うが、現時点で多くのオールドスクールなアーティストですら無観客ネット配信ライブに切り替えてきている。

 

これが加速すると、多くの顧客も、ミュージシャンも配信ライブでいいんでね〜. と 気がついてくると思うのです。

 

僕はライブハウスが嫌いです。

 

嫌いな理由は長時間立たされるから。

満員で後方から見えもしないのに見たくない対バンまで立ちで見せられるのは苦痛でしかない。

 

音が最悪なライブハウスが大半です。

キャパにあっていない爆音。

低音が出すぎ。

 

トイレが汚すぎです。

キャパシティに対応したトイレ数がない。

 

音楽が好きな人ほどライブハウスには行かないでしょう。

僕は仕方なくいく場合は耳栓をしていつも入店します。

 

正直言って、ネットで編集をされたライブをみるほうがマシです。

 

キツイこと書いてますが、ベーシストの僕だから生演奏の良さはもちろんわかっていますよ。当たり前です。

 

ただ、それは観客が快適な環境、そして音響が素晴らしい場合に限ります。

 

音響の素晴らしいライブハウスというかジャズクラブもありますが、音楽以外のマストアイテムが高い。

 

飲みたくないドリンクが高かったり、高い割にまずい食事。

演奏以外に必要のないアイテムに支払うような無言の圧力。

だったらYouTubeで十分。

 

ライブでの活動には限界があります。(売れている人は別として)

 

全国津々浦々ツアーしたとして、2~30人程度の観客を相手にしているアーティストも少なくない。

 

地方にいくと地方のオピニオンリーダー的なアマチュアバンドに集客を頼っているアーティストが多い。

ワンマンだと10名も客来ないアーティストも実は多い。

 

ライブにプラスしてセッションを企画してライブ観戦よりもセッション目当ての顧客を誘致する。

 

対バンをいっぱい寄せ集めて、やっとこさ50名くらいを動員してのライブ。

一バンド10名も呼べないんか〜い!! ってライブも珍しくない。

 

 

ここにきてライブを中止して、ライブ配信が加速すると、生ライブよりも観客(視聴者)が多くなることに気がつくオールドスクールなアーティストも多くなるでしょう。

 

しかし!!

 

ここ最近の無料配信ライブの供給過多を見ていると、結果的に人気に左右されて見られない(人気のない)ライブはやっぱり誰も興味を示していないという競争に立たされると感じます。

 

また次の問題は無観客ライブを生放送したとして、無編集の垂れ流しライブを見たい顧客がどれくらいいるかです。

 

個人的には必要のない部分をカットしたものや、良いテイクの一曲を編集していただいた方が、見やすいという部分あります。

 

ファン以外の人は特にフルライブではなくて一押し曲のライブを見て判断したいでしょう。

 

現在もライブの無編集FULLライブはYouTubeに溢れています。

 

しかし、2時間超のフルライブをみるのは僕のような音楽YouTubeの大ファンでもきつい。

 

ライブというのはやはり生での顧客とのコールアンドレスポンスがあってのものなので、無観客での配信ライブってのも、個人的には好きではないな。

 

あと、この無料でのライブ配信のブームが加速すると、今後、課金制にシフトするときに大きな障害が出てくる。

 

ライブはタダで見られるものだという印象が植えつくと、課金してまで見たいという特に若い顧客が減るのではないだろうか。

 

将来的には無観客の配信ライブは無料。

 

だけどテレビのようにスポンサーをつけて、アーティストはスポンサーからギャラをいただくような形になるだろう。

 

結果は見る方法が変わるだけで、今と何も変わらず競争の世界になる。

 

 

5Gが主流になるとライブハウスに足を運ばないタイプの新しいネットを使った観覧の仕方になっていくと思われる。

 

表現の方法が変わっても、良いものは良い、悪いものは悪いってことには変わりないんだろうと思う。

 

そんなことを思う今日この頃です。