ミュージカデイズのこと | 想像で遊び創造で遊ぶ

ミュージカデイズのこと

2日連続でスタジオに入った。



1日目は今度参加するコンピCDのレコーディングのため。

うう、レコーディングは緊張するなあやっぱり。


だいぶん前に別のバンドでレコーディングしたときも、

友達がヘッドフォンして歌うすがたを見ながら爆笑した記憶がある。


笑ってはいけないところが一番笑えるからなあ。





2日目はバンドメンバー内で入れる人だけで入った。

僕は、ジャンベとチュニジアで買ったダラブッカで参戦。

意外とこの組み合わせがいける。


すべて即興で5人で演奏。

すばらしいねえ。

前よりうまくなった、て言われてすごく嬉しかった。

のってくると即興がすごい音になってきて、すごくおもしろい。

録音したつもりが、何かのミスでできてなかったけれど、

おおきく言えばそのときにはその音が流れてて、僕はすごくハイになっていた。











チュニジアで買った陶器製のダラブッカ、こいつはすごくいい音がする。

この太鼓との出会いも遡れば、運命の糸が複雑に絡み合って出会えたと思う。



チュニジア初日に日本人の男の子と出会って、4WDをチャーターした。

朝の街をふらふら散歩してたら、たまたま出会う。

2人でチャーターすると安くなるから、すごく良かった。

4WDのドライバーの名前はアブドゥル。

彼の運転する車に揺られて気分はまるでジョセフ・ジョースター。

4WDで砂漠とか遺跡とかいろいろ周って、その日はすごく風が強かった。


ある不毛な渓谷で、家族が乗っている車がエンストしてたので、

人のいいアブドゥルが車を押すのを手伝ってやった。

その渓谷で僕は帽子をとばされてしまい、風にのって谷底へ。


お金がなかったので、離島に行くつもりだったけど、行き先を変更して岬の町へ。

髪があまりにも邪魔だったから、とある町のかっこいい兄ちゃんがやってる美容室で髪を切ってもらった。

で、仲良くなってこの兄ちゃんと一緒に町のお土産屋めぐりへいく。

そのお土産屋の男は鬼瓦みたいな顔した巨漢で、前日にそういや出会っていた。

その店には魅力的なお土産がなくて帰ろうとしたら、店の片隅にダラブッカが置いていて、

すぐさま叩くと、すごくいい音。


ふっかけられたけれど、値切りに値切って、美容師兄ちゃんに、「この値段て安いか?」「グッド・プラーイス!」

「マイフレンド、これ以上はまけらんないよ」鬼瓦アラブはため息まじり。

で、ようやくそのダラブッカを安くで手に入れることができた、


偶然で手に入ったこいつは今僕の部屋にいる。



朝街を散歩して、

日本人の男の子に出会って、

まじめでやさしいアブドゥル、

エンストした車、

強風、

のびた髪、

お金、

行き先、

美容師の兄ちゃん、

鬼瓦氏、

で他にも書ききれないほどの偶然が重なって、ダラブッカがここにあるのは奇跡だ。