本 荒野へ
- ジョン クラカワー, Jon Krakauer, 佐宗 鈴夫
- 荒野へ
この本の書き出しはこうだ。
「1992年の4月、東海岸の裕福な家庭に育ったひとりの若者が、
ヒッチハイクでアラスカまでやってきて、マッキンレー山の北の荒野に単身徒歩で分け入っていった。
4ヵ月後、彼の腐乱死体がヘラジカを追っていたハンターの一団に発見された。」
若者はクリストファー・ジョンソン・マッカンドレス。
高級住宅街で生まれ育ち、学業優秀で優れたスポーツマンでもあった。
大学を優等で卒業し、その後、24000ドルの預金を寄付し、車と持ち物をほとんど放棄して、
財布にあった現金をすべて燃やした。
この本は、マッカンドレスの生い立ちや、失踪から死ぬまでの経緯が書かれたルポだ。
4、5年前にハードカバーで買って読んで、面白かった。
で、最近文庫になってたのでまた買ってしまった。
周囲の人の話や、彼の残した日記などからマッカンドレスという一人の人間が鮮明に浮き彫りにされていく
ところはおもしろい。
この本の作者のジョン・クラカワーがまたおもしろい本を何冊かだしていて、
はやく日本語訳の本が新しく出ないかと待ちわびている。