有栖川有栖の作家アリスシリーズに入りました。
「46番目の密室」
ちなみに新装版の方です。




新装版 46番目の密室 (講談社文庫)
有栖川 有栖
講談社
売り上げランキング: 71610



内容(「BOOK」データベースより)
日本のディクスン・カーと称され、45に及ぶ密室トリックを発表してきた推理小説の大家、真壁聖一。クリスマス、北軽井沢にある彼の別荘に招待された客たちは、作家の無残な姿を目の当たりにする。彼は自らの46番目のトリックで殺されたのか―。有栖川作品の中核を成す傑作「火村シリーズ」第一作を新装化。







有栖川有栖って
あとがきの綾辻行人の言う通り
「ああ、いいなぁ、素敵だなぁ」と思えるような作家ですね。

と思わせてくれた作品でした。



うん、良かったなぁ。






別にトリックとか、そこに至るまでの伏線とか、エピソードとか、そんなのは正直スゴイとは思わなかったんだけれど、
なんていうか、よくもここまで論理的であろうとするなぁ・・・って感じで、
なんかもう、思わず
「ああ、いいなぁ」と言ってしまいたくなるような
そんな良作だった。


本当に密室のトリックとかは正直どうでも良かった。
たぶん、そんなことだろうなと思ってた(トリックが見抜けてたワケではないけど)。




そして、有栖川有栖の作る探偵のキャラにもようやく慣れてきた。
最初は、なんて華がないんだ、とか言ってたけど、まぁこういう探偵も良いんじゃないでしょうか。



そして「46番目の密室」っていうタイトルも、読み終わってから
「あぁ、ピッタリのタイトルだなぁ」と思った。
うん、良作。良作だったよ。




これからも有栖川有栖、読み続けます(@^^)/~~~


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あ、最後にほんの少し、
「コレって気付いた人、いますか?」っていう話ですけど
(読んでも対してネタバレにはならないかも・・・、なるかも?
 ネタバレに敏感な人は逃げてください。)




















彩子の部屋にハートマークのイタズラ書きをしたのって



・・・伏線?