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初めての有栖川有栖。
「月光ゲーム」
いやー、良かったんじゃないでしょうか!?
ちょっと興奮してます。
2時間かからずに読めました。


月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)
有栖川 有栖
東京創元社
売り上げランキング: 76210



内容(「BOOK」データベースより)
夏合宿のために矢吹山のキャンプ場へやってきた英都大学推理小説研究会の面々―江神部長や有栖川有栖らの一行を、予想だにしない事態が待ち構えていた。矢吹山が噴火し、偶然一緒になった三グループの学生たちは、一瞬にして陸の孤島と化したキャンプ場に閉じ込められてしまったのだ。その極限状況の中、まるで月の魔力に誘われでもしたように出没する殺人鬼。その魔の手にかかり、ひとり、またひとりとキャンプ仲間が殺されていく…。いったい犯人は誰なのか。そして、現場に遺されたyの意味するものは何。






要はクローズド・サークル物。
キャンプに来ていた山が噴火して山崩れして閉じ込められて
そこで連続殺人が起こるって話。
外部犯の可能性は十分あるのでは?
まぁよっぽどの山、
もしくはよっぽどの噴火だったのでしょう。



良かった点はとりあえず眩しいぐらいの青春ドラマ。
みんな、熱い!
そしてパニックになるの早すぎ!
ケンカになるの早すぎ!
まぁよっぽどの噴火だったんでしょう。


極限状態で、ちょっとしたラブストーリーテイストもありました。




良くなかった点は
他のレビューにも書いてありますが
・登場人物多すぎ。しかも誰が誰かわからん。
・探偵役、コイツか!アリスじゃねーんだ?


あと、個人的に思ったのは
・謎解きが終わって、犯人はそれを認めて自供したけど、
あれって否認し続ければ、なんとか誤魔化せられたんじゃないか?
結局、決定的な証拠あった?
・マッチ棒の数って、どうでも良い。
あれって風で飛ばされたとか、芯まで燃え尽きたとかって可能性はないのか?
・ダイイングメッセージ、古典的すぎるだろー(笑)


ってトコですかね。



いや、でも青春してたし、本格ものでしょう。
勢いが良かったし、ちょっとスリリングだったし、面白かった。



ちなみに僕にとっては
最後の理代との別れのシーンが一番衝撃だった。
理由が分からない人は僕のもう一個のほうのブログ見てください(笑)。
マイナー競技。



興奮できたので、孤島パズル読みます。
誰か有栖川有栖詳しい方、
これから僕はどういう順番で読み進めていけばいいのか教えてください。
学生アリスだけ先にどんどん進んじゃっていいんでしょうか?
作家アリスとの関連はない?
一番楽しめる順番教えてください。



綾辻行人の暗黒館は・・・
丸一日休みの日に一気に読んでしまいます!


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