(追記1)何度かハンダで融解して接着してみたが、使用回数ごとに裂け目ができる。穴の入り口。
ただ、ハンダ小手で融解して接着すること自体は、短時間で済む。
修理後は、問題なく使用できる。
ホールの裂け目は、穴の内部の入り口付近からも発生する。
穴の入り口部分は、ホールをチップ状にしたものを裂け目に入れてハンダで溶かせば、大体いい感じにつながって見える。
ただ、奥のほうは無理だ。その場合なら、いっそのこと外側を溶かしながら内部までと化して接着してみるか、裏返せば、たぶん裂け目はわからないだろう。
外側まで裂ければ、やりやすいと思う。外側は、内部の裂けているところまでやるなら広げながらやるしかない。溶けたものは重力で流れるから広げて内部までやる場合もほどほどにだろうな。
こんな修理で1か月で一つダメになっていた名器の品格も1か月以上楽に越せる。
とにかく、穴の入り口部分は、修理前から裂けやすいことに何か問題ありそう。
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名器の品格は、下付だと穴が下にあってその厚みが少ない分裂けやすい。
裂けると次第に拡大、内部にも及び、穴の下側の亀裂が胴体部分まで及ぶようになったり、胴体部分に裂け目ができたりする。穴と言うよりも裂け目。
いつも同じところが裂けやすい。理由は分からない。下側をもう少し厚くすれば、裂けるまでの期間を稼げるかもしれない。半田付けの要領で。
半田付けで直すという話を見たことがあり、実際やってみた。全体的にあっけなくできた感じ。
半田ごてを温めた後、別個シリコンホールをチップ状にしたものをつぎ足しに使う。避けているところなどに半田ごてを当てて溶かして「池」を作る。その池にシリコンチップを溶かしながら継ぎ足す。
強度は、不明。まだ修理したものを使っていない。
仕上がり面は、製品の表面よりもテカッている。
穴の裂け目の始まり部分を入れているが、やろうと思えばその部分も融かしながら、シリコンチップをつぎ足しながら、接合できる。
ホール下側。胴体部分の方まで裂けていなかったが、下の方まで溶かしてシリコンチップを溶かしながら「補充」した。タレに注意。すぐに固まらない。
胴体部分にできた小さな穴の部分。広げれば、ローション入れれば、漏れるのがわかる。
ニオイ。特有の臭いが部屋中に。
補強策をいろいろと考えてもいる。半田ごての溶解でくっつけられることは、何かと可能かも。
使用結果は、数日で別のところが裂けてきた。以前の裂け目を直した隣に裂け目ができた。その部分は、溶かしていなかった。今度はどうなるか観察中。


